学校リストをお探しなら、NPO法人 教育ソリューション協会の[全国学校データ]

NPO法人教育ソリューション協会


教育トレンド

高等教育の教育無償化について考える

教育ということでは、様々なことが起こっているが。
その中でも、政府が打ち出した「教育の無償化」問題は、身近な問題である。もしかしたら今後の日本の教育界に活性化をもたらし、ひいては社会人の働き方改革にもつながるかもしれないという、期待もある。
というのは従来、教育予算をどこにかけるかと言えば、主に幼児教育の無償化とか、高等学校無償化の問題であった。こどもの貧困問題や、経済不況が長引いたことなどで、奨学金を借りても、ただの借金で、
卒業してからの返済に窮する、という話題が言われるようになって、高等教育も問題だ、と見え向いてきたように思われる。
また、追い打ちをかけるように、ハイヤーエテュケーションの発表で、日本で最高の東京大学は世界レベルからみれば、順位が低いということが分かった。思うに、高等教育の要である日本の大学は世界レベルとかけ離れている。
つまり「一八歳年齢」で入る人がほとんどで、経済的には「家庭教育負担」で成り立ち、入ってしまえばほとんどが卒業できる「卒業主義」であることの三点が特徴なのである。
もし、本当に大学が無償化されたら、良い面もでるのではないか。例えば、急激な変化の時代、一度社会経験を経た人が、さらに教育の必要性を感じてもっと研究に必要なレベルの学問がいる、となっときに、大学で学びをすることができれば、会社や社会にとって有益である。ただし、企業の理解が必要であるが、費用が無償であれば、垣根は低いのではないか。教育改革といっても様々な施策があるが、国際的なレベルの人材の育成は急務であることだ。ともかくい教育予算が増加する施策は望ましい。(了)

 


コメントを残す



このページのTOPへ

全国学校データベース