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	<title>教育トレンド</title>
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	<description>私たちＮＰＯ法人教育ソリューション協会は、「健やかな子どもを育てる」ことを目的に活動をしてきました。&#34;</description>
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		<title>2020年大学改革の開始　　～　第4次産業革命を迎えて</title>
		<link>https://www.kyouikusolution.jp/trend/post276.html</link>
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		<pubDate>Sun, 13 Oct 2019 08:30:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[享子]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[リカレント]]></category>
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		<category><![CDATA[ＳＴＥＭ教育、]]></category>

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		<description><![CDATA[大学改革が始まる。大学共通テストである。時代は、まさに「第四次産業革命」とも言える。AI時代にそなえようと、
大学のみならず小学校、中学校段階での情報教育も進む。ＳＴＥＭ教育といわれる手法も、今後進むであろう。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>急激な情報化社会の到来で、教育界では種々の改革が目白押しである。戦後最大の教育改革は、二〇二〇年を目安に始動する。<br />
まず、大学の改革である。例年、一月後半に行われてきた大学入試センター試験であるが、これは二〇二〇年度（二〇二一年一月）から導入される「大学共通テスト」に切り替わる予定だ。大学・高等教育機関のあり方は、小学校から高等学校までの教育のあり方に大きく影響するため、非常に大きな役割を持つ。並行して、小学校では新しい学習指導要領の全面実施となる。</p>
<p>■少子化日本で<br />
　日本では年々、こどもの数が減少し、大学入学年齢である18歳人口も急減、国内の財政は逼迫し、経済再建を余儀なくされている状態だが、世界の中の日本としては中小の国々が、みるみる経済力、学力、情報力をつけてきており日本を凌駕しそうな勢いである。<br />
このような世界では、世界規模での力をつけないと国力が落ちこぼれてしまう、という危機感が誰の目にも明らかにある。<br />
ニューヨーク市立大学のキャシー、デビッドソン教授が「二〇一一年に小学校に入学したこどもたちの六十五％は、大学卒業後、今は存在していない職業に就く」という説を発表して話題をさらった記憶も新しい。そして、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏が人類の未来についての書作「ホモ・デゥス」を発表し、究極のAI社会を予測している。それは、AIが人間の能力を超える分野が増えるにつれて、経済的に無価値で政治的にも無力な「無用者階級」となる一方でごく一部の超エリート階級の出現の可能性を論じている。さらに筆者が目にしたインタビューでは、以下のように喝破している。<br />
「現代の教育制度の多くは、このような不安定で緊張感に満ちた人生には対応できていない。子どもたちに教えなければならない最も重要なことは、変化に抗うことではなく変化を前向きに受け入れられるような特性なり自己イメージなりをどう築いていくかだ」（週間東洋経済2018年12月1日号インタビューからの抜粋）<br />
急激な進歩の中を生きるための教育をどう切り開くのか、現在がためされている。<br />
■「第４次産業革命」<br />
ＩｏＴ（Internet of Things）という言葉がよく聞かれるようになった。アイオーティーとは、ものがインターネットを経由で通信する、事を意味する。<br />
あらゆるものがインターネットとつながって人工知能（ＡＩ）技術の発達により、生産や販売、消費などの経済活動に影響を与えるのが「第４次産業革命」というわけだ。<br />
世界中にはりめぐらされたインターネットはあらゆるものをつなげ、情報を可視化する、<br />
例えば、はなれたモノの状態を知る、離れたモノの状態を操作する、といったことも可能である。これはごく一部の例であって、様々な応用例が実現しつつある。<br />
教育分野でそれを適用すると、教育（Education）とテクノロジー（Technology）を融合させた「EdTech」ということとなる。現在、経済産業省が後押しする「未来の教室」で展開中である。新たな教室像を描くプロジェクト「未来の教室」。その実証事業が本格化しており取り組み内容が公開になった。<br />
構成人員は民間企業やＮＰＯ法人、教育機関等が提供する新教育サービスやプログラム等を実験的に学校で行って、実用化に向け効果や問題点を検証するものだ。<br />
現在の学校の情報機器、ハードの環境は、平均的な教室には、コンピュータ、電子黒板、実物書画投影機、デジタルカメラ、プリンタ、スキャナ、ヘッドセット、等が揃っている。<br />
これに、学習用ソフトウエアが加わる。<br />
つまり、これらによって、紙とえんぴつ、黒板といった従来型の学習環境から、学習データや情報、知識がオンライン化、デジタル化されて、子どもたちはプログラミングやプレゼンテーション、ラングリッジ、コミュニケーション力といった形に学習内容、形態、実践を変貌せざるを得ないのである。<br />
　この背景にあるのは、世界的にこれらの教育から立ち遅れをみせている実態があるからだ。<br />
世界と日本でのICT活用の実態がわかる、OECDの二〇一五年の調査「PISA2015」では、<br />
「ネット接続したコンピュータ」「プロジェクター」「デスクトップコンピュータ」「無線ランインターネット接続」「電子黒板」「ノートパソコン」「タブレット型コンピュータ」を使っているかの調査で、四十七か国平均よりもいずれも低い結果となった。<br />
平均から数十％も日本でのICTの活用レベルは世界から遅れをとっているのがはっきりと分かる。<br />
教師の労働も課題であるが日本の教師は、クラブ活動から保護者対応まで何でもこなすような状態で、残業をしていても多忙で、授業の準備もままならない。その上、増え続ける新機器の習得や技術研鑽の時間が取れない、これらの課題も解決していかないと、機器のみがあふれても指導者がいないという状況を呼んでいる。労働改革が、今まで影になっていた教師の労働改革をも促進することが望まれる。</p>
<p>■リカレント教育<br />
さらに、進めたいのはリカレント教育である。これは、基礎教育を終えて社会人になった後、就労に活かすため改めて大学などで学び直し、また就労に戻るというサイクルを繰り返すことである。<br />
この高齢化社会である。人間が、健康を保ちながら、生きがいをもって生涯働き、成長することが前提にある学び直しの機会、教育があれば長い人生の糧として有望である。日本では今まで学校をでたら大学に戻るとか、自己研鑽の機会が薄かったが、大学を始めとした教育期間が門戸を広く設けることで、社会人がの学びは社会的、経済的にも役立つ実利、実益が考えられる。<br />
　これには企業も学びのための社内制度の実施や助成金、教育プログラムを作るなど労働者の質を変える教育の場が求められる。<br />
■さらに、ＳＴＥＭ教育<br />
ＳＴＥＭ（科学＝Science、技術＝Technology、工学＝Engineering、数学＝Mathematics）やＳＴＥＡＭ（ＳＴＥＭに芸術＝Artを加えたもの）の分野も注目される。<br />
こどものうちからロボットやIT技術に触れる機会を増やしていく教育、すでにアメリカや新興国では導入されているものだ。この根底には、自発的、創造的、判断力、問題解決能力、交渉力、表現力といった従来日本の教育に薄かった能力が、今後の教育界に必要だということが言える。<br />
現在世界で屈指の企業としてはGAFA（ガーファ・Google,Apple,Facebook.,Amazonの頭文字）と言われる。四社の時価総額は合計で三〇〇兆円という記事を読んだ。新しい時代、新しい進歩の前に、教育がなすべきことが突きつけられているのである。</p>
<p>STEM教育の根底には「自分で学び、自分で理解していくこと」がある。すなわち自発性、創造性、判断力、問題解決力といった諸々の能力を高めていくというこで、それらを可能とし、加速しているのが、ITでありコンピューターでありテクノロジーである。</p>
<p>教育に関わる取り組みは文部科学省や教育委員会ではなく経産省もＡＩ時代の未来を生きる子どもたちが育つ学校に、新たな風を吹き込む役割を担えるか、経産省では2018年11月5日に「未来の教室」実証事業中間報告会を開催し、イベント動画を配信するなどもしている。<br />
このような「教育の大改革」を一年後にして前年にあたる今年は、種々の前準備が加速するであろう。<br />
（了）<br />
（019年2月　記）</p>
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		<title>日本の大学は如何に生き残れるのか ～官民一体の将来像はどうなるだろう？</title>
		<link>https://www.kyouikusolution.jp/trend/post273.html</link>
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		<pubDate>Sat, 18 Aug 2018 14:12:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[享子]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[行政]]></category>

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		<description><![CDATA[日本の大学は如何に生き残れるのか、日本は「科学技術立国」を標榜して伸びてきたが、ここにきて、アジア諸国にも追い抜かれるなど教育力の低下が著しいようだ。世界的にも論文シェアの後退、交付金の減少、国内論文の減少、といったことが顕著になってきた。
国公私立大学の再編を含めた再構築案も浮上した。

]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■科学技術立国はどこへ？<br />
日本の近代化は、「科学技術立国」を標榜して世界的にも力をつけてきたという経緯があった。しかし、このところの世界の趨勢からみると、その基盤の劣化が指摘されている。<br />
数々の指標からみると、日本の教育の質の変化、低下が浮かび上がる。<br />
　まず１）科学論文数の世界シェアの後退＝世界で引用される論文件数では、日本は一九九五年には二位であったが二〇一五年には五位に後退した。（文科省「科学研究のベンチャーマーキング2017」資料から）、<br />
2）国からの運営交付金の減少＝二〇〇四年には一・二兆円を超えていたのだが、二〇一七年では２千億円が減少した。また、大学は独立行政法人化して競争原理を導入したので国立大学は運営交付金に頼らずに、民間企業のように努力して研究資金を調達することが必要となった。その結果、競争原理の中で、国立とはいえ学校格差が生じたため、上位大学は良いのだが、中から下位となった大学の研究力の低下を招いた。中堅大学が築いた大学力の低下、下落が顕著である。<br />
３）国内での数字だが、科学研究論文の設置別割合では全体が六万四千件余であったものが、この一〇年で約三万八千件の減少をした。減少の三万千八百件は国立大学が論文を書かなくなったからである。国内での大学の状況からみても、勢いは減じている。</p>
<p>　世界レベルでも、全米科学財団（National Science Foundation, NSF）が、世界の科学技術の動向をまとめた報告書Science and Engineering Indicators・二〇一八年.によれば、二〇一六年の論文数世界ランキングで、日本は六位。論文数ランキング世界一位は中国 、以下、二位アメリカ、三位.インド、四位.ドイツ、五位.イギリス、六位.日本、七位.フランス、八位.イタリア、九位韓国、一〇位.ロシアとなっている。論文総数が減少傾向にある国は日本だけである。前回の同調査では日本は三位であったから、かなり抜かれてしまったことが分かる。世界の勢いから取り残されていくようである。</p>
<p>■大学改革の波<br />
　このような状況の中、大学改革は大きな課題である。二〇四〇年には、大学入学人口が現在から二〇％減少して、五十一万人になるという試算もある。<br />
そこで、先頃の文科省の将来構想部会では、大学の機能分化につき三つの類型を示した。それは<br />
「世界的研究・教育の拠点」「高度な教養と専門性を備えた人材の育成」「職業実践能力の養成」の3観点である。<br />
内容を説明すると、「①世界的研究・教育拠点」は大学院教育が中心で、世界的な水準の研究を担う。同じ類型の大学同士での連携が想定されている。<br />
　「②高度な教養と専門性を備えた人材の育成」は学部～修士・専門職大学院の教育が中心。各分野を先導する研究、国際展開を見据えた連携を行う。<br />
　「③職業実践能力の養成」は学部段階の教育が中心で、地域課題に対応した研究を担う。経営基盤が弱い小規模大学の場合、各大学が強みとする部分を提供・共有し、補完し合う連携が想定されている。<br />
社会人のうち、高度な研究能力を必要とする人材は①または②の大学で受け入れ、地域課題に対応できる職業能力や幅広い教養を求める人材は②または③の大学で受け入れる。留学生について、③の大学は主に資格や特定のスキルの修得を希望する人材の受け入れが想定されているというものである。</p>
<p>■国公私立大学の再編までも視野　～「一般社団法人大学等連携推進法人（仮称）」～<br />
文部科学省は、さらに地域の複数の国公私立大学が新たに一般社団法人を作り、グループで運営できるようにする制度案を公表した。 新たに設立されるのは文部科学大臣が認定する「一般社団法人大学等連携推進法人（仮称）」である。内容は、グループ内の大学は協力して、複数の大学の学生が1カ所で教育を受けられる共同教育課程を編成したり、施設・設備の相互利用や入試業務などの事務作業を共同で進めたりして、教育・研究における各校の得意分野に資金や人材を集中する、というもの。<br />
大学は、特に近隣同士だけでなく、地域の枠を越えた連携も想定している。将来的には国公私立の枠を越えた大学同士の統合や、大学が破綻した際の学生・教員の受け皿など、大学再編を促す機能も想定の内であるという。<br />
さらに、大学再編をめぐっては、文科省は１つの法人が複数の国立大を経営できるようにする制度改正や、私大同士の統合、学部の譲渡を可能にする仕組みの導入なども検討している。<br />
少子化が進行して、大学は入学人員の減少で破たんする様相を呈しているが、地方の大学がなくなって、町の昼間人口が減少して商店街がゴーストになってしまった、というようなニュースも聞く。また反対に、市区町村が私立大学を誘致して、町が活性化したということも多々聞く。大学の存在は自治体や企業利益にも影響を及ばすのは自明であるから、官民一体となった改革は、想定の範囲内のことではある。<br />
しかし、現段階での反対意見も強くあり、そもそも国立の大学と私立の大学は創設の基軸が違い、校風、観点が異なることにこそ存在意義がある、はずだというものである。が、<br />
現実をみれば、そのような懸念を吹き飛ばすほどに、深刻なのである。私立大学は、全国に６百ほどあるが、そのうちの四割が定員割れしている。アジアからの留学生を受け入れる施策で、学生の減少を食い止めようと必死な大学も多々ある。この新制度は、早ければ二〇二〇年目安に導入されるという。</p>
<p>■行政の大学支援　その例<br />
文部科学省の事業としては、地域の産官学連携を支援する施策として「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業（COC+）」がある。地方の大学群と、地域の自治体・企業等が協働し、地域を担う人材の育成、魅力ある就職先の創出を推進する目的。二〇一五年度に四二件が選定され、それぞれの拠点となる申請校を含め大学は百九十四校が参加している。<br />
　私立大学対象の事業としては、二〇一七年度には私立大学等改革総合支援事業の中にタイプ5「プラットフォーム形成」が設けられた。複数大学間の連携、自治体・産業界等との連携を進めるためのプラットフォームを構築し、地域の課題やビジョンに対応する高等教育の中期計画を共同策定し運用を支援するもの。選定予定件数は、初年度で五～一〇グループだったが二〇一八年度で一〇〇グループまで拡大予定だ。<br />
　さらに二〇一八年度予算で、内閣府が新規事業「地方大学・地域産業創生交付金の創設」で百二十億円を要求している。<br />
各首長のリーダーシップの下で産官学連携コンソーシアムを構築し、地域の中核産業の振興や専門人材育成に取り組むことを支援する。東京二十三区内の大学の定員抑制を提言した「地方大学の振興及び若者雇用等に関する有識者会議」の議論を反映するものだ。</p>
<p>　例えば対象となる取り組みとして、「産官学コンソーシアムによるバイオ医薬品等の専門人材育成や研究開発」や「理工系の国公私立大学が同一キャンパスに集積して行う介護ロボット等の専門人材育成や共同研究」等がある。コンソーシアムが申請するこうした計画の中から優れたものを有識者の委員会が選定し、五年間をめどに継続的に支援する。</p>
<p>大学の在り方は、人材育成の面からも日本としての最重要課題となる。この一月、京都大学IPS細胞研究所の助教授が論文不正を行ったことが、発覚した。助教は任期のある非正規雇用であったそうだ。不正の背景には、研究資金に困窮する研究機関の存在や、研究者が経済的不安を抱えての研究であることが指摘されている。大学の将来は、日本の官民挙げての重要課題と改めて訴えたい。<br />
（了）</p>
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		<item>
		<title>大学淘汰の時代へ突入 ～　実務中心の大学専門職大学が創設される</title>
		<link>https://www.kyouikusolution.jp/trend/post270.html</link>
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		<pubDate>Sat, 21 Jul 2018 05:24:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[享子]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[学校教育法、]]></category>
		<category><![CDATA[専門職大学]]></category>

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		<description><![CDATA[55年ぶりに新しいタイプの大学〔専門職大学」が開校になる。大学、特に私立大学が経営破たんするような厳しい経済状況のなか、時代の要請で生まれる専門職大学。ますますグルーバル化する社会、時代に、日本の大学の生末はどうなるのだろうか？]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■既存大学とは違う大学<br />
大学は、教育改革の要として論議を呼ぶところである。<br />
二〇一九年の四月から新たに専門職大学と専門職短期大学が創設されることとなった。二〇一七年一二月、文部科学省から一三校の専門職大学・三校の短期大学の認可申請があったと発表があり、来年度にむけたが生徒募集がはじまっている。<br />
　五十五年ぶりに開設になる新しいタイプの専門職大学、専門職短期大学とは、いったいどのような大学か。<br />
専門職大学とは、既存の四年制大学及や短期大学とは異なり、実習や実験等を重視した即戦力となりうる人材の育成を目指す目的の大学である。また、職業もしくは実際生活に必要な能力を育成する学問・教育施設である専門学校と違い、学校教育法の一条校として開設される。<br />
専門職大学は、かなり実践的な教授内容で、実社会にでての即戦力を養成する大学、ということとなる。では、今、なぜ、専門職大学が創設されるのか。</p>
<p>■	専門職大学その背景には<br />
その新設の理由として、以下のようなことが言われている。<br />
①	情報化社会で、グローバル競争が激化している。それに伴う技術革新や企業動向に応じた、高度で質の高い人材育成が急務となった<br />
②	企業内で職業訓練の機会が減少しており、学校教育での職業教育の充実が必要<br />
③	社会や産業の急速な変化に対応した高度専門職業人養成には現状の制度では限界がある<br />
④	一度社会に出ると教育の機会が減少する。社会人の学び直し需要への対応ができる。<br />
⑤	専門学校卒業生の進学機会の場の提供となる。<br />
概要は以上のようである。この新たな制度創設により、学ぶ意欲と能力のある若者や社会人が質の高い教育を受ける機会が増加するうえ、多様化・複線化した高等教育体系ができる、と期待できよう。<br />
しかし、少子化の中で、既存の大学でさえ多くの課題を抱えている中での、新しい形の大学。来年開校の前から、課題はないのだろうか？<br />
■実質的な「全入時代」と私大の定員割れ<br />
人口減少の続く日本。しかし裏腹に大学は増加してきた。近年、大学の数は（四年制大学）の数は、五百二十三大学から七百七十三大学へと、一・五倍に増加した。<br />
では、大学の入学者となる一八才人口はどうか？厚生労働省の推計では、二〇一七年の出生数は二年連続で百万人を割り、約九十四万人までに減少した。その彼らが成長した一八年後、大学入学者率が同様であれば大学入学者数の減少ということとなる。<br />
日本の一八歳人口の推移を見ると、第二次ベビーブームに生まれた保護者世代の学生時代に当たる一九九二年には約二〇五万人とピークであった。その後、一八才人口は急減し、二〇〇九年には約百二十一万人と、ピーク時の約六割にまで縮小した。<br />
進学率はというと浪人を含む四年制大学への進学率は約二十七％から約五〇％にまで倍増している。地方小規模大学を中心に、私立大学の約四割が定員割れという事態が続いている。経営破たんする大学の事例は耳に新しい。<br />
■「二〇一八年問題」とは何か？<br />
教育関係者の間で言われているのが「二〇一八年問題」である。これはつまり<br />
「日本の一八歳の人口が二〇一八年頃から減り始め、大学進学者が減っていくこと。<br />
日本の一八歳人口は、一九九二年の二〇五万人から二〇〇九年の百二十一万人へと激減したが、この時期、大学進学率が二十七%から五〇%に伸びたため、進学者は逆に増加した。</p>
<p>〇九年以降の一八歳人口は、ほぼ横ばいで一七年頃まで続くが、推計では一八年以降減少に転じる。そして三十一年には一〇四万人まで減る。大学進学率も伸びないと予測されるため人口減少分がそのまま影響し一八年の六十五万人から三十一年には四十八万人にまで落ち込む」ことを指す。<br />
塾、予備校関係者たちは、自分達の業界が立ちいかなくなると戦々恐々としている。すでに全国各地にあった教室（支店）を統合、閉鎖して縮小に向かう大手予備校や、大規模にネットやIT、衛星授業、テレビ宣伝をおこなえる大規模資本との統合により、かろうじて名を残しながら参加に下る例が多々出ている。<br />
また、筆者の知人である都内の私立高等学校の担任の五〇代教員は、午後の空き時間に、著名予備校や塾に、生徒を誘致する営業活動に出るのが、当然の業務となっている、と話してくれた。<br />
「どのような生徒さんであっても、来てもらうだけでも、学校がつぶれないのですから。もしか、良い生徒がきて、有名大学に入れば、学校の宣伝効果抜群です。とにかく定員を満たさないと自分達の給与も補償されません」と厳しい経営の現状を語る。少子化は、教育界全体を揺さぶる事態なのである。</p>
<p>■実務に特化した大学<br />
具体的な新設される専門職大学であるが、現在のところ国際工科専門職大学、国際ファッション専門職大学、東京医療福祉専門職大学、大阪医療福祉専門職大学など一三校。入学定員は合計約四千二百人。設置者は日本教育財団、小関学院、敬心学園、国際ビジネス学院、大和学園等。専門職短期大学は、ヤマザキ動物看護専門職短期大学と日本歯科専門職短期大学、大阪調理専門職短期大学の三校。入学定員計百九十人ということである。こうしてみると規模的には、小規模であるようだ。<br />
大学経営では、学生規模が大きい方が、運営にはプラスになる傾向がある。<br />
学生規模が大規模なのは、一位は日本大学で、学生数は約七人だ。二位は早稲田大学で、約五万五百人、ついで三位は立命館大学の約三万五千人。<br />
経営が赤字の大学は、大学規模が五千人から下の方で多くみられる。経営難の私立大学を自治体が引きとり、公立大学化する動きもあり、長野県の諏訪東京理科大学が公立化したが、他にも、新潟産業大学も公立大学法人化を検討しているということである。<br />
グローバル化という急激な世界規模の時代変化は当然のこととして、少子化という内患にも対応するべく大学は国私立問わずの大改革時代に突入したのである。<br />
（了）</p>
]]></content:encoded>
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		<title>科学技術立国であったはずの日本　～ノーベル賞級の学問はどうなるだろうか？～</title>
		<link>https://www.kyouikusolution.jp/trend/post266.html</link>
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		<pubDate>Sat, 19 May 2018 10:16:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[享子]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[運営交付金]]></category>
		<category><![CDATA[高大]]></category>

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		<description><![CDATA[一九世紀の近代国家は治安、防衛、二〇世紀は福祉、二十一世紀はプラス教育立国。しかし日本の教育の現状は、教育予算も少ない。世界的にみても論文数の減少、教育環境は劣化の一途である。人口減少も加速する中、国立大学協会は、国立大学の将来像として、教育内容の充実、研究者の処遇、女性の活用、産学連携、地域連携などの打開策を提言した。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■21世紀は福祉と教育理立国へ</p>
<p>「国の果たすべき役割として、一九世紀の近代国家は治安、防衛、二〇世紀は福祉、二十一世紀はプラス教育立国です、しかもこれからの時代は、教育というものは何も一八歳までの若い人たちだけのことじゃない。技術革新が進んで今の仕事の半分がなくなったら、四〇歳、五〇歳、六〇歳になってもずっと教育の場が求められる」<br />
　これは「財界」誌のインタビュー（二〇一七年六月号）で衆議院議員下村博文氏が語っていることを抜粋したものである。国際化が進展の中、日本は急激な少子化を迎え、若年人口が減少しつつある。「教育立国」の理念は、どの方向を目指しているだろうか。<br />
これまでは資源小国である日本が、科学技術によって近代化をなしえたのである。しかし、その科学技術が、危機感を持たねばならない事態に陥っている。<br />
また、思い出すのだが、ノーベル医学・生理学賞の受賞者、大隅良典さん（京大名誉博士）が、受賞時に訴えたことは、日本の研究環境の悪化を憂えるインタビューである。「日本の大学の状況は危機的で、このままいくと一〇年後、二〇年後にはノーベル賞受賞者が出なくなると思う」。これらを裏付けるかの様に、日本の科学力の低迷を指摘する調査結果が、近年相次いで公開された。文部科学省科学技術・学術政策研究所がアメリカの論文のデータベースを基に世界百カ国以上の科学技術の論文の数を調べたところ、日本の大学や研究機関が発表する科学技術の論文の数は、一〇年前に比べて六％減少した。世界で、科学技術予算が多い、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、中国、韓国の七カ国でみると、論文数が減ったのは日本だけ。中国は一〇年前に比べ四倍以上に、また韓国も二倍以上に増加。日本はアメリカに次いで第二位であったが中国、ドイツに抜かれ第四位と落ち込んだ。</p>
<p>■OECD調べでは公的支出は最低<br />
さらに、経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）が二〇一四年の加盟各国の国内総生産（ＧＤＰ）に占める小学校から大学までに相当する教育機関への公的支出の割合を公表した結果がある。日本は三.二％で、比較可能な三十四カ国中、最低である。ＯＥＣＤ平均は四.四％で、日本が最低となったのは十二年調査以来。これは、教育支出の多くを個人の家計が負担している日本の現状である。公的支出割合の中で、高等教育を見ると日本は三十四％で、ＯＥＣＤ平均の七〇％を大きく下回っている。<br />
　<br />
■「将来の国立大学」はどうなるのか？<br />
全国立大学を会員とする国立大学協会（座長：永田恭介・筑波大学長）は、本年の一月に「高等教育における国立大学の将来像（最終まとめ）」を公表発表した。<br />
中央教育審議会は、一八歳人口減が進んだ二〇四〇年ごろの社会を見据えて、大学など高等教育の「将来構想」を打ち出した。提言は「日本の高等教育の現状をのべ、社会構造の変化から我が国の将来への提言、実現に向けた方向性を述べる」とある。内容の概要を以下記載する。<br />
＜国立大学の将来性＞<br />
（一）教育<br />
○学部・大学院教育においては、学士・修士・博士などの学位に着目したプログラムの体系 的整備と学生の大学間の流動性の向上、大学間や地域・産業界とも連携した教養教育や学 生の主体的学習を含む実践活動・課外活動の充実を推進する。<br />
 ○ 大学院については、各大学の状況に応じ規模の拡充を図り、産業界と一体になった人 材育成、社会革新をリードする自然科学系大学院はもとより人文・社会科学系大学院の強 化、公私立大学を含む大学教員の養成、社会人を含む入学者の多様性拡大と流動性向上。<br />
 ○ 社会人の学び直しの機会を提供するリカレント教育。大学院において、学術研 究の基礎とともに実践性を重要視したプログラムを積極的に提供する。<br />
 ○ 初等中等教育の教員養成の高度化に対応するため教員養成課程については、広域エリア内 での国公私を越えた連携・統合も含めて検討を行う。<br />
 ○ 入学者選抜については、高大接続システム改革を着実に実現するとともに、国立大学全体 としての統一的な入学者受入れシステムを構築することを目指した抜本的な改革。<br />
（二）研究<br />
○ 各専門分野の深く先鋭的な基礎研究に加えて、学部・研究科等の枠を越えた柔軟な組織を 整備し、学際・融合分野の研究を推進する。<br />
○ 若手研究者を積極的に採用<br />
○ 女性研究者について、積極的な 採用・登用を推進する。<br />
 ○ 民間企業の研究者や海外の優れた研究者を、年俸制やクロスアポイントメント制を活用して積極的に招聘・採用する。<br />
 （三） 産学連携・地域連携<br />
○ 教育面においては、インターンシップなどにより学生に幅広い学びの場を提供。<br />
○ 教職員の産業界との人事交流を推進し、産学連携共同教育・研究への意識を高め、更に大学マネジメントに関する能力開発を進める。<br />
 ○ 研究面においては、特に産学連携共同研究について組織ベースを基本とし、大学としての 戦略に基づいた大規模で長期間にわたる継続的な共同研究を推進する。<br />
　以上のようである。</p>
<p>■国立大学の法人化<br />
二〇〇四年以前は、国立大学は、国の行政組織であり、財政や人事など制度的な制約が強かった。法人化の主たる目的は、組織・経営面での柔軟性や自律性を高め、各大学が自主性を発揮して特色ある研究教育を活性化させることであった。法人化後、各大学の経営の基盤的資金として国からの運営費交付金が拠出されているが、毎年、前年比で一%ずつ減額されている。この運営費交付金の総額は一〇年度まで減少が続いてきた。<br />
文部科学省は一三年度から、法人化の主目的である「各大学の強み・特色・社会的役割」という考え方を見直し、国立大学のミッションを再定義することにした。<br />
さらに「国立大学改革プラン」を策定。各大学の機能強化を推進するため、第三期中期目標期間（16-21年度）において、「各大学の強み・特色を最大限に生かし」「自主的・自律的な改善・発展を促す」仕組みとして、各大学の取組の成果に基づいて、「教育研究組織や学内資源配分を恒常的に見直す環境を国立大学法人運営費交付金の配分方法などにおいて生み出す」との方針を掲げた。<br />
こうして一五年、文部科学大臣決定として公表されたのが「国立大学法人などの組織及び業務全般の見直しについて」であった。国立大学に速やかな組織改革を求め、「特に教員養成系学部・大学院、人文社会科学系学部・大学院については、一八歳人口の減少や人材需要、教育研究水準の確保、国立大学としての役割等を踏まえた組織見直し計画を策定し、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に積極的に取り組むよう努めることとする」とした。<br />
国立大学は、将来の国の充実のため、社会、経済界の変革や成長分野を切り開く力あるイノベーションを創出できる人材を育成する機関として、運営基盤を充実させて高度の教育を実現する場である。大いなる改革の実効性を注視していきたい。<br />
（了）</p>
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		<title>人工知能が人間を追い越す時代へ</title>
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		<pubDate>Fri, 16 Mar 2018 12:01:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[享子]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[PC、]]></category>
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		<category><![CDATA[プログラミング]]></category>
		<category><![CDATA[情報化時代]]></category>
		<category><![CDATA[高度]]></category>

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		<description><![CDATA[「あと一〇年で消える職業」という発表があった。コンピュータが人にとって代わってしまう世の中がやってくるかもしれない。2045年頃の葉、人工知能が人間の知能を超える技術的特異点（＝シンギュラリティ）に到達するということだそうだ。きたるべき未来社会に、ひとはどう対応するべきなのだろうか。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>◆AIの進歩は急速な展開をみせている。<br />
イギリスのオックスフォード大学マイケル・オズボーン教授が、“将来的に半減するかなくなる仕事”として「あと一〇年で消える職業」一覧を発表して大きな衝撃を与えた。教授は七百を超える職業につき、コンピュータにとって代わられる確率を、どれだけ自動化できるかとかテクノロジーの発展のトレンド等を加味して「・手先の器用さ・芸術的能力・交渉力・説得力」等から詳細に試算した。<br />
教授が上げるほぼ半減する仕事を以下に列挙してみた。<br />
銀行の融資担当者、スポーツの審判、集金人、電話オペレータ、レジ係、レストランの案内人、税務申告代理業者、時計修理工、データ入力作業員、彫刻師、苦情処理担当員、ホテルの受付、不動産ブローカー、給与・福利厚生担当者、映写技師、測定技師、仕立屋、カジノディーラー等々。<br />
いわゆるビッグデータの集積は、今まで非ルーチン作業だったものを、ルーチン化することが可能になった。例えば、アメリカの医療の分野では、罹患部位の画像診断では、何十万件もの医療報告書、百五十万件の患者記録、臨床実験、二百万ページの医療記事を分析し、コンピュータが患者の最適の治療計画を作成できるという。金融業界では、人間のトレーダーでは追いつかないようなスピードで、コンピュータが何万ものデータ、決算書、プレスリリースを分析してそれに基づいた投資を、現在行っているという。<br />
よその世界のことだ、と思ってはいられない。身近なことだが、筆者が最近経験したのは、久しぶりで行ったスーパーマーケットのレジでの出来事だ。</p>
<p>　◆消えたスーパーのレジ係<br />
　これまで、十台ほどのキャッシャーとレジ打ちの担当者が並んでいたが、その列は四台になり、六台あった場所にじゃ、大型の決算機械がならんでいた。買い物客はどちらにならんでもよい。客たちは大型機械の前で、モニターに出る指示に従い、「現金支払いですか？　カードでの支払いですか？」とあれば、「現金」にタッチすると、次の画面へいく。<br />
買ったものに貼付しているバーコードを窓にかざすとモニター価格が入力される。例えば「パン　　価格百五十円」「醤油　5百円」などと映し出されていく。<br />
買ったものを次々とかざし、最後に「終了」のボタンをタッチすると合計金額がでるので、投入口に紙幣をいれ支払いをするとお釣りが出てきてコンピュータが機械音で「有難うございました」というのを聞く。<br />
PC支払機は八台あり、専門のスタッフは一人だけいて、ボタンの捜査が分からないときや、袋のバーコードの読み取りが出来ないなどの不具合があると、修正したり、操作を教えたりするのである。<br />
キャッシャーに一〇人いたレジスタッフは、そのスーパでは合計五人で回せるようになった計算である。そして、大型支払機と人間キャッシャー合わせた処理件数は、さっさとPC会計していく若者も多いため、以前より増えている。</p>
<p>◆二〇四五年問題　−　シンギュラリティとは？<br />
コンピュータの進歩と言えば「ムーアの法則」が名高い。これは、つまり、コンピュータ進歩をさせるのは集積回路の進歩であり、一年半で一・五倍になり、五年で十倍、十年で百倍となるというものだ。が、こにきて、コンピュータの爆発的な発展が予想され、二〇四五年問題が言われるようになった。それは、人工知能が人間の知能を超える技術的特異点（＝シンギュラリティ）に到達するということだそうだ。<br />
急速なコンピュータ発展の時代であるが、現在中学生である人は、二〇四五年には四一歳になる計算である。そのころ、完全自動運転の車が走り、筆者が行ったスーパーマーケットには、ほとんど人間はいずに、ロボットがドアに立ち「いらっしゃませ」と応対してくれることも普通になるかもしれない。働ける年代の人口が減少し、高齢化が究極になり、自動運転バスが、高齢者を載せて自宅と病院を往復していることは夢物語ではなくなった。</p>
<p>　◆どんな人材を作るのか<br />
ところで二〇二〇（平成三二）年といえば、東京オリンピック・パラリンピックが開催される年。そして四月には小学校の新学習指導要領が全面実施となる。<br />
また、年度内の二一年一月（平成三十三）には、大学入試センター試験に代わって共通テストが初めて実施される予定で、教育界にとっては画期的な年となるはず。<br />
　そこで既に告示された小学校・中学校の新学習指導要領でも、AIを意識した改訂がうちだされている。<br />
どの教科等でも三つの柱で資質・能力（＜1＞知識・技能＜2＞思考力・判断力・表現力等＜3＞学びに向かう力・人間性等）を育成しようとしており、授業にアクティブ・ラーニング（主体的・対話的で深い学び、AL）を導入しようとしている。<br />
これらは「人間ならでは」の学びのためと言える。さらに小学校からのプログラミング教育を必修化して、早い段階からAIを使いこなせる人になれる基礎を学ぶようになっている。<br />
この人工知能の発展は、止めることのできない流れであり、一国の支配の範疇を超えた国境などのない世界である。こういった世界に出ていかざるを得ない、現在の子どもたち。<br />
翻ってみれば、人工知能にない力を身に着けて、人間であることの利点を精一杯生かすような道が、人間としての生き方となるのではないか。それが、多くの人に問われているのではないか。<br />
　<br />
　◆幼少時代から、スマートフォンの動画を、子守替わりにして、小学校でプログラミングの基礎を習い、デジタル教科書で授業を受ける今のこどもたち。人工知能は、膨大なデータ量で、素早く仕事を行い、人間の仕事の多くを引き受けていくことが予想されるが、<br />
人工知能にない豊かな創造性や、判断力、人間性を幼少から磨くことが、よりよい生き方になることは論を待つまでもないのである。人工知能が人間を超えるという技術的特異点の世界は、未知の領域である。便利さ、豊かさ、効率性、経済性を追求して、人間は幸せを追求してきた。新しい世界が予想される現在、人工知能を作った人間は、「人間らしい生き方」というキーワードを忘れることない教育を進めることが、今後も最大の鍵あることを確信する。（了）<br />
特定非営利活動法人教育ソリューション協会　緑川　享子</p>
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		<title>日本の教師の仕事の過酷な実態</title>
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		<pubDate>Wed, 31 Jan 2018 13:47:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[享子]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[教員養成大学]]></category>
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		<category><![CDATA[残業、]]></category>
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		<description><![CDATA[教師の長時間勤務実態があきらかになった。過労死寸前の労働。日本の教師は、外国の教師とくらべて、その事務量は多い。授業はもちろんのこと、文書作成、進路指導、部活動、教育相談と休む間もない。教員養成大学も変化の波を受けている。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■過労死ライン、教師の長い勤務時間<br />
ニュースで、「教師の過労死」といったことが報道されるようになった。東洋経済の近刊の表紙タイトルには「学校が壊れる」とある。耳目をひくこのタイトルはこのところ、教員の残業が過多で過労死寸前であるという調査結果がでて、「学校の先生もそんなに残業をしていたのか」といった社会的関心が広まっているため、教育界にも、一般社会と同様のことがあったのか、といったような話題性があるからだろうと思う。<br />
　教師は単なる労働者ではない、という認識はかなり強くあって、教育熱心な教師というのは、こどもの教育のためならば、これは勤務時間外の仕事だからやらない、等と通常企業での仕事と同じに思っているはずがない、生徒指導の途中に勤務時間が終わったから、と退勤する教師などいるはずがない、と多くの人は思ってきた。が、現状は過労死ラインを越えた残業仕事で疲弊している。<br />
筆者は公立学校での勤務経験があるが、赴任したのは都内の公立学校であったが、病欠の教員の補助であった、明らかに精神疾患での病欠であった。何等かで仕事や指導に行き詰まる教師の数がかなり多いことは、現場の大きな課題であろう。<br />
先月の当紙面でも述べたが、日本の教師の仕事量は週平均五十三．九時間とかなり長い。<br />
授業が教師の本質であるはずだが、現実は満足な準備もできないまま、毎日の授業に臨まなければならないのは教育の質の低下を招きかねない事態である。日本の教師の実態は、どうなっているのだろうか。<br />
■教員養成大学の今後<br />
　よい教育を行うためには、教師質の向上は欠かせない問題である。が、このところの少子化によって、教師の採用状況に暗雲が立ち込めている。<br />
文部科学省の有識者会議は先ごろ、国立大の教員養成大学・学部に対し、定員削減や他大学との機能集約、統合の検討を求める報告書案を示した。<br />
　少子化に伴い、今後、教員の採用数が減ることを踏まえ、二〇二一年度までに結論を出すように各大学に規模縮小を求めた。これは異例のことである。国立の単科大と教育学部のある総合大の計四十四大学。入学定員は約一万一千人で一〇年前から微増しており、卒業生の六割前後が学校教員として就職している。<br />
しかし、教員の採用数は少子化に伴い、今後は減少に転じる。文科省によると、二〇一六年度の公立小中の採用数は約二万三千人だったが二十二年度には約六％減少する見込み。現在は私立大卒業生など含めてほぼ採用数を満たしているが、有識者会議によれば一〇年後には公立小中の教員需要が約一万二千人とほぼ半減するとの予測も示された。<br />
　このような現状を踏まえて報告案では、今後、地域ごとの教員需要に応じて定員を見直すとともに、国公私立大学との間で連携・集約の検討が必要な時期だとしている。<br />
具体的には(1)採用数が少ない教科の学科を集約する(2)複数大学で共同の教育課程を設置(3)県内外の単科大や総合大教育学部を統合する――などの案を提示。各大学に対し、自治体などと協議し地域ごとの将来需要を示した上で、二十一年度末までに一定の結論をまとめることを求める。国は取り組みの進み具合に応じ、財政支援を検討すべきだとしている。<br />
　国立大教育学部や教育大の統合に関しては、強い反発が予想されるもので過去〇一年にも教員養成学部の再編を求める報告書をまとめた際には、自治体間の調整が進まず、鳥取大と島根大の学部統合のみがなされただけだった。<br />
　財務省は予算編成期となると公立小中学校の教員定数の削減を要請してくる。<br />
文部科学省は教員数を増やそうとするが、人権費用を減じようとする。<br />
それはどのくらいの教師定員が、こどもの数からみて適正なのか？が、判然としないという現実があるからだ。同冊子に、慶應義塾大学中室牧子准教授へのインタビュー記事が掲載になっていたのでその発言を引用する。<br />
中室准教授は「こういった問題を考えるときは、社会実験やエビデンス（証拠）を基にして予算配分を決めるのだが、日本にはエビデンスがない。根拠に元づく議論がない」、と述べ、そして<br />
「教員の適正な人数を考える際に、解決を難しくする日本特有の事情が二つある。一つ目は教員が多くの仕事を抱えている点。（中略）二つ目は、格差問題だ。私が受託研究している埼玉県では就学援助率が一番高い学校で五十一％、低い学校で０、三％だ。貧困の割合が高い学校では、いじめや不登校が多いので教員の負担も増す。教員の供給配分を考えれば負担軽減につながるかもしれない」「いずれにしても、子供の数が減るのになぜ仕事が増えるのか、コスト高の教員を増やすのが合理的なのかは検証できるのでやるべきだ」と論じている。<br />
　ちなみに、日本では、クラス規模が大きいから教師一人当たりの子供数が多いので指導がいきわたらない、といった議論もあるので、国際比較をみたが、教員一人当たりの生徒数は一四人で、OECD各国の平均が一三人なので、他国と大差はない。（資料：OECD図表でみる教育二〇一六年版より）。こういったことから数のみではない現状が背景にあるはずだ、と推察する。</p>
<p>　■今後の教育界は<br />
日本の教師は、①授業の他に、②連絡文書作成等の事務、③生徒の観察、④進路指導等の教育相談、⑤部活動指導、⑥特別業務（教育実習生の指導など）等、広範囲の仕事がある。教育先進国と言われる国々では　①と②以外は学校裁量で決められるので義務ではない国がほとんどである。<br />
複雑化する保護者の家庭環境への対応、増加する授業時間、新規課程への対応と日本の教師の仕事は減ることはない。教師の現場に、労働基準局が改善指導に入ったということも聞いたことがない。<br />
　変化の大きい時代、教育内容の変化も進んでいる。学校は、ITの波にさらされている。小学校でプログラミング学習がはじまるという時代である、小学校教師は通常科目の他にプログラミングの指導もすることとなる、授業準備の時間がさらにのしかかる。教育は大切である、と多くの人は言うが、教師世界は今まで閉じられていて、教師がどのような働き方をしているのかの情報が社会化されていなかったことが、明らかになってきたということなのではないか。先にも述べたが、教員養成大学も大いなる再編の波にさらされている昨今、よりよい教師の育成、管理は、重大な社会問題であると認識したい。（了）<br />
　特定非営利活動法人教育ソリユーション協会   緑川　享子</p>
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		<title>高等教育の教育無償化について考える</title>
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		<pubDate>Thu, 14 Dec 2017 23:50:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[享子]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[こどもの貧困]]></category>
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		<category><![CDATA[高等教育機関]]></category>

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		<description><![CDATA[教育ということでは、様々なことが起こっているが。 その中でも、政府が打ち出した「教育の無償化」問題は、身近な問題である。もしかしたら今後の日本の教育界に活性化をもたらし、ひいては社会人の働き方改革にもつながるかもしれないという、期待 …]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>教育ということでは、様々なことが起こっているが。<br />
その中でも、政府が打ち出した「教育の無償化」問題は、身近な問題である。もしかしたら今後の日本の教育界に活性化をもたらし、ひいては社会人の働き方改革にもつながるかもしれないという、期待もある。<br />
というのは従来、教育予算をどこにかけるかと言えば、主に幼児教育の無償化とか、高等学校無償化の問題であった。こどもの貧困問題や、経済不況が長引いたことなどで、奨学金を借りても、ただの借金で、<br />
卒業してからの返済に窮する、という話題が言われるようになって、高等教育も問題だ、と見え向いてきたように思われる。<br />
また、追い打ちをかけるように、ハイヤーエテュケーションの発表で、日本で最高の東京大学は世界レベルからみれば、順位が低いということが分かった。思うに、高等教育の要である日本の大学は世界レベルとかけ離れている。<br />
つまり「一八歳年齢」で入る人がほとんどで、経済的には「家庭教育負担」で成り立ち、入ってしまえばほとんどが卒業できる「卒業主義」であることの三点が特徴なのである。<br />
もし、本当に大学が無償化されたら、良い面もでるのではないか。例えば、急激な変化の時代、一度社会経験を経た人が、さらに教育の必要性を感じてもっと研究に必要なレベルの学問がいる、となっときに、大学で学びをすることができれば、会社や社会にとって有益である。ただし、企業の理解が必要であるが、費用が無償であれば、垣根は低いのではないか。教育改革といっても様々な施策があるが、国際的なレベルの人材の育成は急務であることだ。ともかくい教育予算が増加する施策は望ましい。（了）</p>
]]></content:encoded>
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		<title>小学校でプログラミング授業が開始 ～次期学習指導要領から</title>
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		<pubDate>Tue, 03 Oct 2017 11:35:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[享子]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[プログラミング、]]></category>
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		<category><![CDATA[未来の学びコンソーシアム]]></category>
		<category><![CDATA[要領]]></category>

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		<description><![CDATA[次期学習指導要領には小学生でもプログラミング学習を学ぶような内容が盛り込まれている。現在でも、文部科学省、総務省、経済産業省が連携し、プログラミング教育の実施に向けて、学校関係者や教育関連やＩＴ関連の企業・ベンチャー、産業界と連携し、試験的、体験的プログラミング活動の実証実験などが行われている。未来の教育の姿は？]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>◆次回改訂になる学習指導要領<br />
　次回改訂になる学習指導要領で、小学生にプログラミング学習、が盛り込まれている。<br />
「小学生にそれほどのことが必要なのであろうか？ 」と思う方も多いかもしれない。<br />
が、身近な話題では、近年、囲碁や将棋といった世界で、人工知能＝ＡＩが、世界チャンピオンを負かすなど、急速な進歩を遂げている。この急変では、今の小学生たちが世の中に出る頃の社会は。よりITは発達し、ロボットが実用化しているであろう、一体どう変貌していくのか。急激な技術革新がどの程度になるのだろうか、</p>
<p>　例えば、現在、いくつかの調査でも、ロボットが人の仕事領域にまで進行し、仕事を失うひと増えるといった調査結果が出て話題となっている。<br />
周囲を見渡しても、パソコンが介在する様々なサービスがあり、銀行でも人のいないＡＴＭを自己責任で操作しなければならない。スーパーに行けば人のいない会計レジで支払いをするシステムが出てきている。物品の購入でもネットで予約してカード番号を入力して支払いし、特段、人に依頼するという行動がなくても品物が買える。また、数年後に実用化されるという無人自動車や受付ロボットの開発等、人が必要ないかのような時代が予測される。これらを動かすＡＩが多くの仕事を担うようになってしまったら、今の仕事はどうなるのか、予想もつかない時代が到来するのである。<br />
「大きくなったら◎◎になりたい」と言っている幼い子どもたちの未来の職業はどうなってしまうのだろうか？</p>
<p>◆技術革新で企業の動向は？<br />
技術革新の波は、企業においてこそ、大きな課題である。そこで先ごろ、厚生労働省所管の独立行政法人労働政策研究・研修機構（JILPT）が、企業と労働者に、イノベーション（技術革新）への対応について調査を行った結果から、企業人がどの程度、この人工知能なりを考慮している考察してみよう。この調査で企業の回答では、職場への導入状況について、「すでに導入済み」は０・八％にすぎず、「現在、導入を検討中」も三・八％にとどまっており、「現時点で導入予定なし」が約九割だ。企業で働く労働者の意見では、職場にAIが入ったとして、「仕事のほとんどが代替可能だと思う」と回答したのは約五％と少数で、約六割と多くの人は「一部代替が可能だと思う」と考えている、が一方では、「代替はほとんどない」も約三割であった。<br />
「ほとんど代替可能」の割合が高いのは、業種で言うと「鉱業、採石業、砂利採取業」（約九％）や「学術研究、専門・技術サービス業」（約八％）など、職種で「輸送・機械運転職」（約八％）、「事務職」（約七％）など。いずれにしても一〇％を上回ることはない結果となった。現段階ではまだまだ人間の存在が欠かせない、と多くの見方である。<br />
次にAIの知識・スキルを習得するための対応・準備をしたいかどうかを尋ねると、「すでに対応・準備をしている」労働者は約二％だけで、「対応・準備をしたい」もが約三割だった。現段階では、ＡＩは現実的な職場の驚異といえる存在ではない、だがいずれは何らかの形で自分の職場にAIが入ってくることは不可避と考えなければならない。<br />
■プログラミング教育を支援する動き<br />
教育の世界では、来るべき時代の人材育成の面から「プログラミング教育」を推進しようと、「未来の学びコンソーシアム」が活動を始めた。これは文部科学省、総務省、経済産業省が連携し、次期学習指導要領における「プログラミング的思考」などを育むプログラミング教育の実施に向けて、学校関係者や教育関連やＩＴ関連の企業・ベンチャー、産業界と連携し、多様かつ優れたプログラミング教材の開発や企業等の協力による体験的プログラミング活動の実施等、学校におけるプログラミング教育を普及・推進する、というものだ。<br />
同コンソーシアムは、教育界ニーズや産業界ニーズの双方を鑑みながら、運営協議会を年二回から三回程度実施し、現場ニーズに応じたコンテンツの開発・提供や支援の提供を行う、と言う。日本のプログラミング教育は、これからといった状況だが、ヨーロッパでは各国でIT教育が進んでおり、すでに一〇年が経過している。<br />
日本では二〇二〇年までにIT関連人材が三十七万人不足するといわれている。</p>
<p>◆プログラミング教育の先進的取り組み事例<br />
埼玉県戸田市では「戸田市21世紀型スキル育成プログラム」を策定。平成三十二年度には小中一貫カリキュラムで年間三十五時間プログラミング教育に取り組む。現在では様々な企業と連携してプログラミング教育を展開中。<br />
東京都渋谷区では小学校のプログラミング教育を平成二十九年度から全学年で必修化する予定だ。情報端末(セルラーモデル)で持ち帰りできる環境を整備している。昨年の先行実施では｢総合的な学習の時間｣でスクラッチを使った防災安全マップ作りや、マインクラフトを使った学習、3Dプリンタと組み合わせたプログラミングなどを行った。<br />
相模原市の小学校はWebベースでプログラミング、中学校ではロボットプログラミングを実施する予定。<br />
茨城県古河市の小学校のモデル校では、小学校低学年から高学年まで、ビジュアルプログラミング、ロボットプログラミングなど各教科でプログラミングに取り組み、様々なシーンでプレゼンテーションを行い｢プレゼンすることが大好き｣な子供が育った。今後は中学校に継続していく、とする。</p>
<p>◆予測困難な時代に<br />
　この全世界的な情報化の流れは、とどめようがない。しかし、変化が多く、予測困難な時代を生き抜くために、子供たちに必要な力はまったく知らない力、ということではないと筆者は思っている。<br />
根本は、従来から重視されてきた、読解力・創造的力、論理思考力、問題解決能力、人間性なのであり、変化する社会においてこれらの力を改めて時代の中でとらえ直し発揮できるかどうか、ということである。つまり私たちは現在でも、自動販売機やロボット掃除機など、身近な生活の中で意識せずとも、様々なものに内蔵されたコンピュータとプログラミングの働きの恩恵を受けている。<br />
便利さの裏にどのような仕組みが機能しているのかを学習し、これらの機械が「プログラミング」通じて人間の意図した処理をしているのだと教育することはこれからの時代に生きるための必須の力として、避けえない学習である。<br />
人間として時代を超えて必要となる資質・能力を、発達の段階に即して身に付けていくことは当然として行い、社会変化を踏まえ、時代の要請を思考して課題を発見・解決する力を培わなければ情報化時代には生き残れないと改めて感じた。<br />
（了）</p>
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		<title>AL教育、英語教育、大学改革等ーこれからの教育を経団連が提言</title>
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		<pubDate>Tue, 19 Sep 2017 03:53:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[享子]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<category><![CDATA[アクティブラーニング]]></category>
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		<category><![CDATA[高度理系人材の]]></category>

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		<description><![CDATA[日本経済団体連合会（経団連）は、政府の第三期教育振興基本計画の策定に向けた意見を提言した。その骨子は、クティブ・ラーニング（ＡＬ）教育の推進、英語教育、大学の抜本的な改革、である。
現在でも、企業は大学との連携で高度理工系博士人材の育成等を行ている企業もある。ますますの情報化社会の進展に、教育改革は待ったなしの状態だ。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本経済団体連合会（経団連）は、政府の第三期教育振興基本計画の策定に向けた意見書を先ごろ提言した。経済界の立場から今後の日本の教育の在り方に注文を付けるためのもので、幼児教育の無償化、学校教育におけるICT（情報通信技術）の整備促進、子どもの英語力の向上などを盛り込んでいる。長期にわたる経済の低迷、教育格差、こどもの貧困、家庭の崩壊といった実情の中、今後の日本の教育を変革するための重要な提言である。<br />
その詳細をみてみよう。<br />
■経団連が求める力−　課題設定・解決能力や文理越えた教養<br />
　総じて、基本的な力として、まず三点をあげる。<br />
「・実質的なアクティブ・ラーニング（ＡＬ）の推進 ・英語教育の拡充による英語能力の向上 ・高等教育・大学教育改革　」段階を追って紹介する。<br />
＜アクティブラーニング＞<br />
　現在、教育界においてもその重要性が増している“アクティブラーニング”。激変する社会で、経済界としても、見逃せない事態であることだ。そこで官民が連携して、プログラミング教育を含めたAL(アクティブラーニング)の普及、促進を目指す、という。<br />
　コンソーシアム（参画団体・企業）＝ICT　CONNECT　21は教材開発（学校と企業のマッチング）を行う。<br />
　運営協議会は年に二回から三回程度、小学校プログラミングの充実に向けた方策を検討する等全体の企画運営管理を行う。この活動によって学校現場のニーズに応じた教材開発と学校支援を実現する、と具体的に示す。<br />
アクティブラーニングは、思考力・判断力・表現力の育成を重視するため、その推進はますます国際化、情報化が進む経済において根幹の教育となろう。そのため、推進を強く求めており、大学入試対策などのためにALが形骸化しないよう、思考力や表現力を問うような大学入試に改革していく必要があると述べる。現在、文部科学省が進めているセンター試験に替わる新テストの導入などの改革も経済界の要請に沿っているものだ。<br />
　＜英語教育拡充＞<br />
日本の会社のトップが外国人である、ということが珍しくなくなっている。優秀な人材を国内外から求めるという傾向は、今後も減ることはないであろう。その国際化が進展の中、実際的に語学力、とくに英語の力がないと企業活動に影響が出てしまうのが現状である。日本の英語実情は、改善の余地がありすぎるが、手本とするのは韓国である。<br />
　韓国の教育熱はつとに知られているところであるが、こと英語に関しては国を挙げての推進が奏功しているといえよう。TOEICスコアの経年比較をみると、（表参照のこと）<br />
その施策の背景として、提言では具体例を挙げる。韓国ではなぜ英語教育が発展したかである。<br />
初等学校の英語教育の効果的方法として①実生活の中での感覚と経験が思考と行動に深く作用し、<br />
好奇心旺盛な初等学校の児童特性を考慮　2実生活で接することのできる感覚と遊びを中心にして体験学習を通じて発見の楽しさを味わうことができるようにする。<br />
児童は記憶力が十分ではないので、反復学習やマルチメディアのような多様で興味を引く教育媒体の活用をする。1997年韓国をおそったアジア金融危機が転機、失業者が急増したが、国際関連業務の遂行者は解雇されにくいと国民が認識した。<br />
　グルーバル化志向の大企業が人事政策を転換した。サムスン電気が新卒の応募条件をTOEIC九百点以上と設定し、また多くの企業がエントリーシートに海外留学経験を設定した。<br />
2000年に留学ブームが到来した。　（出典　文部科学省　「韓国のグローバル人勢育成について」より）<br />
まず、これからの時代には、「グローバルにリーダーシップを発揮し、イノベーションを起こして新たな価値を創造できる人材」が求められると提言。ではその具体的な素質・能力としてはなにがあるか。<br />
（1）	課題を設定し主体的に解を作り出す能力（2）対外的発信力（3）外国語によるコミュニケーション能力（4）文理の枠を越えた幅広い知識と教養（5）情報を取捨選択して使いこなす情報活用能力（6）多様性の尊重等を挙げている。<br />
＜企業と大学の連携＞<br />
　経団連は、大学プログラムへのさまざまな協力を行っている。その目的は、イノベーションを担う高度理工系博士人材の育成等である。<br />
　まず、その重要性からかんがみて二〇一一年より「博士課程教育リーディングプログラム」を開始している。<br />
経団連と共催で開催された二〇一六年度の同プログラムのフォーラムでは、産業界等に就職希望する学生たちが人事関係者にアピールするセッションも開催された。<br />
　また経団連は立教大学、首都大学東京で「経団連観光インターンシップ」で実践的講義を提供している。<br />
かさねて、経団連の関連組織である経済広報センターでは大学生に最新の経済動向や産業実態につき、大学生に実践を理解してもらうことを目的に企業経営者や経営幹部、技術者を大学に派遣する「企業人脈講座」を一九八六年から実施して、学生に最先端の日本経済の実態に触れる機会を創出している。<br />
■高等教育より幼児教育の無償化<br />
また、「就学前教育の無償化を迅速に進めるべきである」とする。背景には、高等教育よりも幼児教育への財政投入のほうが投資効果は高いと米国の研究などで証明されているからである。大学など高等教育に対しては、現在の給付型奨学金や無利子奨学金の拡充などを挙げた。<br />
またかねてよりの課題であるが、日本はOECD加盟国の中でも教育への公財政支出が最低クラスである。<br />
それは「国力の弱体化につながりかねない」と苦言を呈している。教育財源は「国民から広く薄く負担を求める税財源にすべきである」とも言う。教育の予算の充実を求めながらも、その投資の効果や効率性を重視する。<br />
　産業界の求める人材育成は、実学と現実的要請である。<br />
文部科学省でも、平成二十四年度より産業界のニーズに対応した人材育成の取組を行う大学・短期大学が地域ごとに共同して地元の企業、経済団体、地域の団体や自治体等と産学協働のための連携会議を形成して取組を実施できるよう「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」を実施している。<br />
　社会の動き、時代の要請に教育も対応し、優れた人材の育成に社会全般で取り組むことは、日本にとって重要であることは、過去も未来も変わりない課題である。（了）</p>
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		<title>大学の財政難、基礎研究に影響　　～将来的にノーベル賞受賞者が育つために</title>
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		<pubDate>Mon, 24 Jul 2017 05:00:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[享子]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<category><![CDATA[、]]></category>
		<category><![CDATA[ノーベル章]]></category>
		<category><![CDATA[基礎研究]]></category>
		<category><![CDATA[大学、]]></category>
		<category><![CDATA[大学交付金]]></category>

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		<description><![CDATA[2016年にも日本人がノーベル賞を生物学でを受賞した。日本人の受賞者はこれで25人目である。しかし、大学の交付金の減少や基礎研究への軽視等がこのところの高等教育の現状である。このままでは、将来的にノーベル賞級の研究成果は危ぶまれる事態である。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■将来にむかってノーベル賞受賞者が育つために<br />
　2016年のノーベル今年のノーベル医学生理学賞が、生物学で東京工業大学の大隅良典栄誉教授（七十一歳）に決まった。これで日本のノーベル賞受賞は二十五人目。日本の科学技術界は三年連続の受賞である。これにつき文科省は「ノーベル賞受賞を生み出した背景～これからも我が国からノーベル賞受賞者を輩出するために～」という特集をネット公開している。<br />
成果を生み出した背景等を考察して、今後の日本の科学技術イノベーション政策に向けての示唆を得るためと言う。</p>
<p>■研究の工夫<br />
　それによれば、昨年の大村智・北里大学特別栄誉教授の場合、研究で特徴的なのは、研究のチームワークを「大村方式」として地道で細かい作業に、微生物を分離する人、抗生物質の構造決定をする人といったように、研究員の役割を分担してチームで進めるため研究室の文化の醸成に注力したという。教授は絶えず研究室員の仕事ぶりを観察し、その状況に応じて助言した進行した。<br />
また、ニュートリノに質量があったことを発見した梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長。物理学分野の大型プロジェクトは近年の厳しい財政状況の下で円滑に推進していけるかどうか、費用面で困難がある。<br />
　東京大学宇宙線研究所では研究者コミュニティはもとより、地元自治体と協力した実験施設見学が可能なイベントの開催、道の駅「宙（スカイ）ドーム神岡」や日本科学未来館等の現地施設以外での一般向け展示等の取組を実施定期的に施設を開放したり、アウトリーチ活動に熱心に取り組んでいる。<br />
■大学の財政難<br />
　このような背景の裏には大学が財政困難のために教員の補充がままならないという事態が出現しているからである。<br />
国から支給される「運営交付金」が減額されて教授の補充ができない大学も増加している。<br />
　日本には国立大学が八十六あるが、このうちの三十三大学が定年退職した教員の後任補充を凍結する人件費抑制策が取られている。<br />
大学への運営費交付金はここ一二年間で一四七〇億円減少し多くの大学は財政難である。<br />
この運営費交付金とは、国が人件費・物件費など大学の基盤となる経費として渡す交付金。<br />
国が各大学から提出される次年度の収入と支出の見積もりを積み上げて、収入の不足分を予算として計上するもので<br />
これは国立大学の収入の三～四割を占めている。<br />
　大隅教授が受賞インタビューで、短期間で成果を求める風潮をなげき、基礎研究の重要性を訴え、研究費用への現状を憂いていた。<br />
そして賞金は若手を育てるために役立てたいとコメントしていた。ポスドクの就職難や、大学の財戦難。筆者がいつも案じているのは、人を育てることは即効性がないが、短期間の成果のみ求めて基礎研究がないがしろになれば、将来のノーベル賞級の研究に赤信号がつくだろう。<br />
（了）<br />
（2016年　11月記）</p>
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