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 1万校にカウンセラー、公立小の半分に配置…文科省
  リンクニュース    読売新聞ニュース 2月22日
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100222-OYT8T00858.htm?from=yoltop
文部科学省は2010年度中に、全国の公立小学校約2万1000校の半分にあたる1万校をめどに、児童の心をケアするスクールカウンセラーの配置を進める。

 09年度の約3700校を約2・7倍に拡大する。少年非行の低年齢化や児童虐待が深刻化し、教育現場から、より手厚い対応が求められていた。

 スクールカウンセラーは、児童・生徒の不登校などの問題に対応する非常勤の職員。都道府県や政令指定都市が臨床心理士などから選任する。週1〜2回程度学校に出向き、相談に応じる。配置制度は01年度から国の補助事業として始まり、都道府県や政令指定都市が払う時給や交通費のうち国が3分の1を負担している。

 公立中では全体の約8割にあたる約8300校にすでに配置され、10年度は約1万校に配置できるよう予算措置する。

 文科省の調査によると、08年度の小学生による暴力行為は全国で6484件と、過去最多となった。同省は「気軽に相談できるカウンセラーを配置し、早い対応をとりたい」としている。

 幼稚園と保育園の機能を併せ持つ認定こども園。制度の開始から3年以上たつが、現場では試行錯誤が続いている。設置数も思うように伸びておらず、現場の声を生かした制度づくりが求められている。           
  リンクニュース    読売新聞ニュース 2月16日
http://osaka.yomiuri.co.jp/mama/society/ms20100216kk01.htm

横浜市都筑区の認定こども園「ゆうゆうのもり幼保園」には、3〜5歳の幼稚園児125人、保育園児58人が通う。一つのクラスに幼保双方の園児が在籍する。このほかに、0〜2歳の保育園児27人がいる。

 「『風っ子』の人たちは1階に集まって下さい」。園舎2階の教室でクラス担任が呼びかけると、園児たちが移動を始めた。「風っ子」とは、幼稚園児が帰宅する午後2時以降も園に残る保育園児らのこと。

 担当職員の指導で保育園児らがボール遊びをしている間に、幼稚園児らは母親と一緒に帰ったり、送迎バスに乗り込んだりしていく。ボール遊びは、帰る子の姿を見せないようにする配慮だ。

 双方がいるクラスでは「お帰り」という言葉はなるべく使わない。保育園には夏休みがないので、「夏休み」という言葉も使わない。

 渡辺英則園長は「保育園の子どもに寂しさを感じさせないため」と話す。

 園行事を巡る保護者間の意見の違いも課題の一つだ。例えば、来月の卒園式の「お別れの会」でスライドショーに使う写真。保育園児の保護者は0〜2歳の時期の写真もたくさん使ってほしいが、3歳から入園した幼稚園児の保護者は、3歳以降の写真を中心にしたい。

 また、保育園児の保護者は、準備作業への参加が難しく、意見調整も一苦労だ。父母会長の福永律子さんは専業主婦だが、準備会合を土曜日に開いたり、各クラスごとに働く母親に委員になってもらったりなど工夫している。「簡単ではないが、うまく協力し合いたい。働いているお母さんは、仕事が早く的確なので大きな力になる」と話す。

 地方の過疎地域では、少子化を背景にこども園が生まれるケースも多い。長崎県の国見町(現・雲仙市)の「くにみ子ども園」は、定員割れが著しく廃園の危機にあった町唯一の幼稚園と近接の保育園が一体化されて設立された。しかし、建物は別々のまま。

 保育園で早朝保育を受けていた3〜5歳の一部園児は午前9時過ぎになると幼稚園へバスで約130メートル移動、午後6時になると再び保育園に戻る方式を取る。吉田稔園長は、元は保育園側の経営者。「これまでは就労者の子育て支援を重視してきたが、こども園化は幼児教育を問い直す契機になった」と語る。小学校生活への移行を意識して時間割に沿った活動を3歳児から体験してもらうなど、保育園時代にはなかった教育に取り組んでいる。

制度複雑 設置伸び悩む…二本立て行政、補助も手薄

 認定こども園の数は昨年4月1日現在、全国で358か所にとどまっている。こども園を整備する法律が成立した2006年6月の時点で、文部科学省では申請が1000件程度あると見込んでいたが、いまだにその半分にも満たない状況だ。

 こども園の普及を阻む要因として指摘されるのが、制度の複雑さだ。学校法人が運営する幼稚園は文部科学省、社会福祉法人が運営する保育園は厚生労働省の所管。会計監査や人員基準などは、文科、厚労省の二元行政の下に行われている。

 学校法人、社会福祉法人の二つの法人で運営する「ゆうゆうのもり幼保園」の渡辺英則園長によると、給食の食材にキャベツ10個使った場合、幼稚園6個、保育園4個というように案分して会計書類を作らなければならない。コピー機の使用枚数、新たに購入した教材、光熱費なども同様だ。「開園当初は、監査で細かい指摘が相次ぎ、混乱した」と振り返る。

 こども園は、どちらか一方の法人だけでも設置できる。文科省と厚労省は、来年度から、学校法人か社会福祉法人どちらかの会計基準で会計処理ができるようにする。ただし、幼稚園と保育園の設置法人が別の場合は、従来通り二つの書類が必要だという。

 さらに、国の補助が手薄だったことも、二の足を踏ませる要因だった。幼稚園がこども園に移行するためには保育室の増設や保育士の配置が必要。しかし、施設整備費や運営費に対する国の補助はなかった。

 今年度からは補助が出るように改められており、「これから、それなりに数が増えるはず」(両省の幼保連携推進室)と期待されている。

 先月、政府が閣議決定した「子ども・子育てビジョン」で示されたこども園の設置目標は、2012年度までに2000か所以上。待機児童の解消や、母親が働くのをやめた場合に保育園から幼稚園へ転園する必要がないなどのメリットが期待される反面、国民にとって複雑で分かりにくい制度であるのも確かだ。

 子育て施策に詳しい日本総合研究所の主任研究員・池本美香さんは「制度開始から3年以上たつが、『こども園とは何か』を示す確固とした基準が示されておらず、各園が試行錯誤している。国は、文科・厚労の二元行政から脱却するとともに、現場から吸い上げた課題を検証し、国民がこども園のイメージを共有できるようにするべきだ」と指摘する。


 大学生への仕送り額ダウン、25年前の水準に
           リンクニュース    読売新聞ニュース 2月10日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100210-OYT1T01163.htm
 調査は全国31大学の学生を対象に昨年10〜11月に実施し、9660人から回答があった。

 マンションやアパートなど自宅外(寮を除く)から通う大学生への仕送り額は月7万4060円(前年比3520円減)で、月7万4240円だった1984年並みに下がった。仕送りゼロと回答した学生は全体の10・2%(同1・9ポイント増)に上り、70年以降で初めて1割を突破した。

 不況の影響からアルバイト収入も減少し、月2万2370円(同2230円減)となった。奨学金は前年比2100円増の月2万6430円で、仕送りなどの減収分を補っている様子がうかがえる。

 一方、支出を切り詰める傾向も続き、住居費以外の支出はすべて減少。特に食費は月2万3350円(同1080円減)で、1976年以降で最低の金額になった。

 大学生協連では「08年秋のリーマンショック以降、親の生活が厳しくなり、仕送りが減っている。アルバイトにも頼れず、弁当を持参したり、研究室に炊飯器を持ち込んでご飯を炊いたりといった食費節約の努力をする学生が目立つ」と話している。

 「全国初」待機児童センター新設へ 静岡
            リンクニュース    産経新聞ニュース 2月10日
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/100210/szk1002100219000-n1.htm
 静岡市は、保育園の入園待ち状態にある待機児童を預かる保育施設「市待機児童センター」を10月に新設すると発表した。市は増加する待機児童の解消に向け、整備事業費8800万円を2月補正予算に緊急的に計上した。

 同センターは、待機児童が多い同市駿河区登呂に建設され、延べ床面積554平方メートルの鉄骨平屋建ての施設となる予定。年度途中のため、就職先が決まっているのに子供を預けることができない保護者らの児童を受け入れる。

 待機児童のうち、保育士1人当たりの受け持ち可能な児童数が少ないため、他の保育施設では入園が困難な0〜2歳児を各年齢24人ずつ計72人受け入れる。保育内容や料金は、市立保育園と同等となる見通しで、同センターは10年間に期間を限っての設置となる。

 市保育課によると、昨春28人だった待機児童は昨年7月ごろから増加し、今年1月には159人に達した。このため、市は「全国的にも初めてと思われる施設」(小嶋善吉市長)を設置することになった。

 子育て相談や一時保育サービスを行う「市中央子育て支援センター」(同市葵区呉服町)の山岸陽子センター長は「市内の保育園は、(園児受け入れは)これ以上努力できない状態にある。センターの設置は子育てを支援し、少子化に歯止めをかける画期的な試み」と指摘する。

 市は、入園手続きでも保護者の職場復帰が円滑に進むように、約半月前に行っていた入園の可否連絡を4月から「約1カ月半前」に変更するとしている。

 姫路独協大…法科大学院 合格者ゼロ
           リンクニュース    読売新聞ニュース 2月9日
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20100209-OYO8T00806.htm
 2010年度入試 再募集を検討
 姫路独協大法科大学院(兵庫県姫路市)が1月末に行った2010年度入試で、合格者が出なかったことがわかった。同大学は現在、再募集を検討しているが、入学者ゼロのまま新年度を迎える異例の事態になる可能性もある。学内では11年度以降の募集停止についても議論になっており、撤退が決まれば、04年度に一斉開学した法科大学院で初のケースとなる。

 同大学は1月30、31日に入試を実施。定員20人に対し受験者は3人で、全員が合格基準に満たなかった。

 文部科学省専門教育課によると、同大の新司法試験の合格者数は過去4回で計3人と、全国に74校ある法科大学院で最少という。

 保育所定員、5年で25万人増=政府が少子化対策ビジョン
           リンクニュース    時事通信ニュース 1月29日
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010012900290
 政府は29日午前の閣議で、今後5年間で取り組む少子化対策をまとめた「子ども・子育てビジョン」を決定した。待機児童対策として、小中学校の空き教室などの保育所への転用を促進。これにより保育児童を毎年5万人ずつ増やし、2014年度末には現在より25万人多い241万人にする目標を掲げた。育児や出産をしやすい環境を整え、少子化に歯止めを掛ける狙いだ。
 保育所の拡充により、3歳未満の保育児童の割合を現在の4人に1人から、3人に1人に上昇させることを目指す。病児・病後児保育の受け入れ可能人数は、延べ31万人から200万人に大幅に増やす。
 小学生が対象の放課後児童クラブも充実させ、利用できる人数を81万人から111万人に引き上げる。幼稚園と保育所の機能を統合する「幼保一元化」の在り方を議論し、来年の通常国会までに関連法案を提出することも明記した。

 各種学校も無償化 高校授業料 法案審議、線引き焦点
            リンクニュース    産経BIZニュース 1月29日
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100129/mca1001290917014-n1.htm
 政府が今国会に提出を予定している高校授業料無償化法案の概要が28日、分かった。学校教育法では「学校」と認定されていない外国人学校を含む「各種学校」も無償化の対象としているのが特徴だ。ただ、具体的な「各種学校」の範囲は法案では明示しておらず、法案成立後に文部科学省が省令で基準を定める。政府は29日にも法案を閣議決定し、4月の施行を目指すが、法案審議では、対象校の線引きが議論になりそうだ。

 法案では、無償化の対象を「高等学校等」とし、高校や中等教育学校の後期課程、特別支援学校の高等部、高等専門学校、各種学校などをその範囲とした。各種学校については「高等学校の課程に類する課程をおくものとして、文科省令で定めるもの」と定義した。

 このほか、私立高校の実質無料化のために生徒に対して支給される「就学支援金」について、受給の際には都道府県知事からの「認定」が必要と定めた。

 平成22年度予算案には高校無償化のための予算として3933億円が計上されている。無償化の対象となる「各種学校」として、朝鮮学校やインターナショナルスクールなどの外国人学校も含む予算規模となっている。

 川端達夫文科相は昨年11月の参院文教科学委員会で、外国人学校の無償化の範囲について「修業年限、授業時間数等を中心に一定の基準を満たすものについても念頭に置いて検討したい」と答弁しただけで、具体的な判断基準は明示していない。

 政府内では無償化の対象について、「『各種学校』の対象校が受給生徒に代わって支援金を受領するため、対象校の教育内容や財務の健全性も材料にすべきだ」との意見も出ている。

 中学英語教員、小学校に派遣
           リンクニュース    読売新聞ニュース 1月28日
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100128-OYT8T00368.htm
 中学の英語教諭らを小学校に派遣する事業に埼玉県鶴ヶ島市が乗り出す。
 2011年度から小学5・6年生に「外国語活動」が必修化されるのを前に、小中一貫の英語教育を目指し、児童にいち早く興味や関心を持ってもらうのが狙い。4月から全8小学校を対象に始める。市では新たに臨時職員などを募集している。

 発表によると、派遣が予定されているのは、市立中5校に勤務する英語教諭11人全員と、市費で新たに採用する臨時職員5人。中学での授業の傍ら、同じ学区の小学校で、年間35コマの授業を進める担任のサポート役を務め、授業計画の立案を支援する。

 これまで市立小の5・6年は「総合的な学習の時間」を利用し、年間25〜35コマの授業の中で、担任が英語のあいさつや、簡単な歌やゲームを通して英単語や会話表現を教えていた。今回の派遣で、態勢が2人になり、きめ細かい指導が期待できるうえ、顔見知りの教諭がいることで、進学後の不安を取り除くなどの効果があるという。市学校教育課は「英語の指導に慣れていない小学校の先生もいる。教える側の不安解消にもつながれば」としている。

 市は臨時職員と、放課後に児童を指導する「算数学力向上支援員」16人を募集。締め切りは2月10日。問い合わせは、同課((電)049・271・1111)へ。

(2010年1月28日 読売新聞)

 中3の塾代など学校外活動費、過去最高の年40万円
           リンクニュース    読売新聞ニュース 1月14日
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100128-OYT8T00369.htm
公立中学の3年生を持つ家庭が2008年度、学習塾や習い事などに支出した1人当たりの「学校外活動費」は、過去最高の約40万円に上ることが、文部科学省の「子どもの学習費調査」でわかった。

 うち8割は塾代や家庭教師代が占めており、高校入試に備えた支出とみられ、中学生を持つ家庭の教育費負担の重さが浮き彫りになった。

 調査は1994年度から隔年で実施。今回は、公私立の幼稚園と小中高校に子供を通わせている保護者約2万8300人にアンケートした。回収率は81・5%。

 子供が公立に通う家庭の学校外活動費はジワジワと増えてきたが、今回は不況の影響で幼稚園約8万3000円(前回比20%減)、小学校21万円(同11%減)、高校約15万9000円(同10%減)と減少した。

 ただ、中学は今回も増え、約30万5000円(同1%増)と過去最高を更新。学年別で見ると、中3が小中高を通じて最も高く、約40万2000円(同1%増)。調査開始当初に比べ、約9万5000円も増加した。

 支出増の最大の要因は、塾代がかさんでいるため。中1〜3の平均は18万7691円に上り、94年度当時の1・3倍に膨らんでいた。中3家庭は約40万円の支出のうち約31万6000円が塾代と家庭教師代に充てられていた。このため、学校外活動費に、授業料や通学費などを合わせた教育費の総額も増加。公立中は約48万円(同2%増)、公立高は約51万6000円(同1%減)と3万円余りの差に縮まった。

 高校無償化後は公立高の場合、授業料約12万円を支払う必要がなくなる。子ども手当(初年度、月1万3000円)が今年6月、中学生以下の生徒・児童を持つ家庭に配られることになるが、手当は教育費に限定されるものではなく、高校生より中学生を持つ家庭の方が教育費負担が大きくなるとみられる。

 放送大学の小川正人教授(教育行政)の話「学校外活動費が中学で伸びているのは、高校進学を人生の岐路と考えている人がまだまだいるため。ただ、学用品代などが払えず自治体から援助を受けている家庭が多いことを踏まえると、教育費の平均を押し上げているのは富裕層だと考えられる。低所得者の教育費にさらなる対策が必要だ」

 小学生向けに「実験教室」 早稲田アカデミーと四谷大塚
           リンクニュース    ニッケイネット 1月25日
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100125ATGF1806B25012010.html
 学習塾大手の早稲田アカデミーは中学受験塾の四谷大塚(東京・中野)と組み、小学生向けの理科の実験教室を3月に開設する。四谷大塚が持つブランドと授業運営のノウハウを活用。学習塾間の競争が激しくなるなか、小学校1年生から受講できるようにして、早期に生徒を囲い込む狙い。

 まず早稲アカの小中学生対象の校舎「ExiV西日暮里校」(東京・荒川)に併設する。小学1〜6年生の約200人を集め、専門講師が授業を進める。最近の中学入試は思考力を試す問題が出題されるケースが多く、需要が見込めるという。ほかの校舎にも順次広げる。
 センター追試972人に
           リンクニュース    時事通信ニュース 1月18日
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010011800825
 大学入試センター(東京都)は18日、病気や交通機関の遅れなどでセンター試験を受けられず、追試験の受験を認められた志願者が全国で972人になったと発表した。インフルエンザや類似の症状が理由だったのは509人だった。
 都道府県別では、17日に札幌市周辺で大雪となった北海道が最も多く130人だった。追試は30、31日に行われる。

 センター試験開始へ=55万人が挑む
           リンクニュース    時事通信ニュース 1月16日
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010011600048
 約55万人が出願した大学入試センター試験が16日午前、全国の725会場で始まる。新型インフルエンザの流行を受け、大学入試センター(東京都)は志願者にマスクの着用などを求めたほか、患者が無理に受けて感染が広がらないよう、追試験の受験申請を事前に受け付けた。
 試験は2日間。16日午前は公民、地理歴史が実施され、午後は国語、リスニングを含む外国語が行われる。
 すべての国公立大に加え、私立大でもセンター試験を入試に使う動きが広がっており、利用する大学・短大は過去最多の計811校。志願者数は昨年より9387人多い55万3368人となった。

 日教組への加入教職員、初めて28万人下回る
           リンクニュース    読売新聞ニュース 1月14日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100114-OYT1T01034.htm
 日本教職員組合(日教組)に加入する教職員が昨年10月1日現在で前年比6126人減の27万8733人となり、初めて28万人を下回ったことが14日、文部科学省の調査でわかった。
 組織率は前年から1・0ポイント減り、27・1%と過去最低。2009年度の新規採用者のうち、日教組に加入した割合も1・8ポイント減の20・6%だった。

 調査は、大学と高等専門学校を除く公立学校の教職員約103万人を対象に行われ、ほかの教職員組合を含むすべての組合加入者は43万5908人、加入率は42・3%だった。

 文科省、学級上限40人見直し 約30年ぶり、少人数指導へ
           リンクニュース   共同通信ニュース 1月14日
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011401000777.html
 鈴木寛文部科学副大臣は14日の定例会見で、公立小中学校1学級当たりの児童生徒数の上限を40人と定めた現行の国の学級編成標準について、2011年度以降引き下げて少人数学級化を促す考えを示した。

 文科省によると、標準の見直しは1980年度に45人から40人に減らして以来、約30年ぶり。

 授業数や指導内容が増加する新学習指導要領の実施に向けて、教職員定数の在り方も抜本的に見直すことにした。

 鈴木副大臣は「教育現場は複雑な問題を抱えており、きめ細やかな少人数指導が必要だ。有識者や現場の意見を聞き、今年夏までに一定の結論を得たい」と語った。

 ただ、標準自体は上限を定めたもので、現行でも学級編成標準を都道府県が独自に設定することは可能。同省のまとめでは、東京都を除く46道府県では40人を下回る編成を既に実施している学校もある。

 学級編成標準については法律で定められており、今後の法改正などの手続きについて、鈴木副大臣は「議論が成熟して基準を変えることになれば、今の法律は複雑な書き方なので何らかの形でいじらねばならない」と述べた。

 大学入試ミス283件、私大が8割
           リンクニュース    読売新聞ニュース 1月13日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100113-OYT1T00786.htm

のべ300万人以上が受験した昨シーズンの国公私立大入試で、大学側の「入試ミス」が283件に上ったことが、文部科学省の調査で分か 特に私立大は統計を取り始めた2003年の2・6倍に増えており、学生獲得のため受験機会を増やした結果、問題作成が多くなってチェックがおろそかになった面も指摘されている。合否に影響したものは国公私立大で計23件。

 今週末に実施される大学入試センター試験をはじめ、今シーズンは新型インフルエンザの影響で追試験を実施する大学も多く、ミスが続出する可能性もある。

 調査は、山形大で過去5年間で合格者400人以上を不合格にしていたミスが01年に判明したのを機に、同省が03年入試から開始。同年のミスは、全国で157件(110校)だったが、その後、ほぼ毎年増え続け、昨シーズンは283件(156校)だった。

 このうち、8割(223件)は私立大のミスで、03年(86件)から2・6倍に増えた。同省によると、国公立も含め、ミスの内容は、9割が出題と採点に関するものだという。

 専修大では、昨年2月に実施した入試のミスが年末に発覚し、17人の追加合格者を出した。学徒出陣に関する誤った記述を見つけて解答する日本史の問題で、四つの選択肢のうち二つで当時の文部大臣の名前を誤るなどの単純ミスをしており、担当者は「点検が甘かった。受験生に本当に申し訳ない」と平謝りだ。

 大手予備校「河合塾」によると、アドミッション・オフィス(AO)入試や推薦入試を除いた一般入試での私立大の受験機会は、03年から08年入試までの5年間で1・4倍に増えた。入試制度に詳しい松本亮三・東海大教授は、「受験生集めもあって同じ学部が何度も試験を行い、作成する問題数が増加している。過去問との重複を避けるなど負担は重いのに、作成する教員の数が多くなるわけはないので、チェックがおろそかになっている」と指摘する。

 文科省によると、今年は新型インフルエンザへの感染が疑われる受験生のため、国公立の66%(116校)、私大も45%(418校)が追試を実施予定。3月2日に全学部一括の追試験を実施する法政大の担当者は、「うちも昨年は3件のミスがあった。本番までに徹底的に点検します」と話していた。


 悪質な給食費滞納、20世帯を督促へ…埼玉
           リンクニュース    読売新聞ニュース 1月6日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100105-OYT1T01482.htm

埼玉県八潮市は5日、経済的理由など特段の事情がないにもかかわらず、学校給食費を長期間滞納している市内の20世帯について、越谷簡易裁判所に支払い督促の申し立てを15日までに行うと発表 対象の滞納総額は177万2934円。

 同市は2008年10月、07年度に5か月以上滞納した7世帯について同様の申し立てを行っている。今回は、08年4月から3か月以上滞納している20世帯を対象とした。

 八潮市教委によると、支払い督促の対象となった20世帯のうち、最も多い世帯は1995年度から08年度までに小中学生5人分の計71万8389円を滞納し、市教委などの度重なる支払い要請にも応じなかったため、悪質と判断した。

 今後、越谷簡裁が20世帯に督促状を送付。それでも支払いに応じない場合は、さいたま地裁越谷支部に滞納者(保護者)の給与差し押さえを申し立てる。前回は2世帯に対し09年4月に給与の差し押さえ命令が同支部から出されている。


 小中2800棟耐震先送り…高校無償化余波
           リンクニュース    読売新聞ニュース 12月28日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091228-OYT1T00732.htm

 大地震で倒壊の恐れがあるとして、全国の自治体が来年度中に着工予定だった公立小中学校など約5000棟の耐震化工事について、文部科学省の関連予算が約63%削減されたことがわかった。 2800棟に相当する規模という。学校の耐震化は国が最大3分の2を補助してきたが、鳩山政権が掲げた「高校授業料の実質無償化」で約3933億円の予算が必要となり、しわ寄せを受ける形になった。

 文科省によると、自治体側からの要望があった約5000の学校施設の耐震化工事の関連予算は、約2775億円。自治体からの要望を審査し、使途を限定した補助金として交付する。毎年ほぼ満額が認められており、今年度は約3800億円が投じられた。だが、政権交代後は高校無償化予算を工面する必要から、政務三役らによる協議や11月の事業仕分けを経て、25日に閣議決定された政府予算案では約1032億円に圧縮された。

 来年度に工事を計画していた5000棟の学校施設の内訳は、東京が535棟と最多で、大阪357棟、愛知238棟、京都224棟、福岡215棟など。これに対し、文科省の予算は約2200棟分の補助金しか確保できず、同省は今後、予算を優先配分する施設の選定に入るが、「耐震性の低い学校施設に限っても、補助がすべてに行き渡らない公算が大きい」(施設助成課)としている。

 一方、同省と合わせて、自治体側も補助金を盛り込んだ予算編成を進めているが、国の補助がなくなれば、単独での工事着工は困難とみられ、耐震化工事は中断か延期を余儀なくされる可能性が高い。東京都教育委員会では「緊急性の高い事業ではしごを外されるようなもの」と反発している。

 全国の市町村長らで作る「全国公立学校施設整備期成会」は予算の閣議決定を前に、民主党に対し、「子どもの教育環境の安全、安心を確保するもの」として耐震化工事関連予算の復活を要望していた。

 ◆小中学校の耐震化工事=震度6強の地震で倒壊する恐れがあると診断された学校施設が補助対象。文部科学省によると、学校施設の耐震化率は今年4月現在で67%。工事が必要な施設は約2万5000棟に上る。中国・四川大地震で学校に大きな被害が出たことから、文科省は2008年、自治体に学校の耐震診断結果の公表を義務化し、補助割合も引き上げた。


 全国学力テストは4月20日に 3校に1校で抽出実施
            リンクニュース    産経新聞ニュース 12月28日
http://sankei.jp.msn.com/life/education/091228/edc0912282059002-n1.htm

文部科学省は28日、小学6年と中学3年を対象に全員参加から抽出方式に切り替えて行う来年度の全国学力テストの実施要領を決定し、各都道府県教育委員会に通知した。抽出率は小学校が25・4%、中学校が43・7%で全国平均は31・6%。来年4月20日に実施する。

 抽出率は各都道府県の傾向を適切に把握できるよう都市部は低めに、地方は高めに設定され、小中平均で最高は高知の57・6%、最低は愛知の14・9%と差がつけられた。抽出対象外の学校も希望すれば参加でき、各自治体は来年1月15日までに文科省に回答する。

 同テストは今年度まで3年連続で全員参加で行われたが、政権交代後の概算要求で40%の抽出方式に転換。行政刷新会議の事業仕分けでさらに縮減を求められていた。予算は33億円で、今年度の58億円から大幅に削減された


 保育園入れられぬ母、6割仕事断念 ベネッセ首都圏調査
           リンクニュース    朝日新聞ニュース 12月17日
http://www.asahi.com/national/update/1216/TKY200912160218.html

 保育園に入れない待機児童が急増している首都圏で、今年4月に子どもの預け先が見つからなかった母親の56%が、仕事や再就職を断念していたことが、ベネッセ次世代育成研究所(東京都)の調べで分かった。

 厚生労働省によると、4月1日現在の待機児童数は全国で2万5384人。このうち、東京、千葉、神奈川、埼玉の1都3県だけで1万3986人と、過半数を占める。

 調査は9月にインターネットで実施。1都3県に住み、今年4月に認可保育園に入園を申請した母親720人から回答を得た。

 4月に認可保育園や、自治体から運営費の助成を受けている認可外の保育園やベビーシッターなど預け先が見つかった人は計6割。残り4割は預け先が見つからなかった。
 認可保育園への入園割合が最も低かったのは2歳児枠で、申請した家庭の39%しか入れなかった。次いで1歳児枠(44%)、0歳児枠(47%)だった。
 入園できなかった母親の56%は、「仕事や再就職をやめ、自分で子どもの世話をすることにした」と回答。23%は「自分や配偶者の育児休業を延長し、子どもの世話をすることにした」と答えた。
 また、入園申請時に母親が働いているかどうかで、子どもの入園状況に差が出た。すでに就労している人の場合、66%が入園できたが、産休や育児休業から復職する人の場合は53%、就労が内定している場合は48%、求職中の人は17%にとどまった。


 集団食中毒:231人欠席・早退 足立の小学校
リンクニュース    毎日新聞ニュース 12月11日
http://mainichi.jp/life/health/news/20091211k0000m040112000c.html

 東京都足立区の区立伊興(いこう)小学校(小池康之校長、児童767人)で10日、児童と教員が吐き気や嘔吐(おうと)の症状を訴え、1〜6年生計192人と教員5人が欠席した。さらに登校した児童32人、教員2人も同じ症状を訴え早退した。このうち教員1人が入院しているが、この教員も含め、ほとんどが軽症という。足立保健所は症状などから、集団食中毒の疑いもあるとみて、給食の食材などを調べている。

 同区によると、同校では9日までは、これほど大量の欠席者は出ていなかった。10日朝に欠席・早退者が相次いだため、全校児童を帰宅させた。11日は休校とする。【江畑佳明】


 名門私大が付属校ラッシュ、優秀生徒囲い込み
           リンクニュース    読売新聞ニュース 12月8日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091208-OYT1T00795.htm

東京や関西の有名私大が来春、付属や系列の中学校などを相次いで新設する。

 早稲田大、中央大が初の付属中を東京都内に開くほか、早大は佐賀県に、中大は横浜市に中高一貫校を置く予定だ新校舎の見学希望が殺到したり、系列校になって志願者が急増したりしており、3、4倍の高倍率が予想される学校もある。優秀な生徒の早期囲い込みを目指す私大側の思惑と、大学への「進路保証」への親子の期待が背景にありそうだ。

 中大は来年4月、東京・小金井市の付属高の隣接地に付属中を新設、中高一貫教育を始める。今年5月以降説明会を実施したが、10、11月は1500席が満席となりパイプいすを追加する人気ぶり。その後も問い合わせが殺到し、12月5日に急きょ開催した中学校舎の見学会にも親子約200人が参加した。 初代校長に就任する三枝幸雄・中大法学部教授(61)は「予想を大幅に超える手応え」と喜ぶ。2010年に「中央大学横浜山手中・高校」と校名を変え、11年に正式に付属校となる予定の「横浜山手女子中・高校」(横浜市)も、10〜12月の説明会にそれぞれ約300人が参加した。同校では6〜7割が中大に進学できる予定といい、小学5年の次女(10)と10月の説明会に参加した同市の主婦田中有美子さん(42)は「何と言っても付属校になるのが魅力。通学圏内で受験の選択肢が広がった」と話した。 同校は今年4月、中大の系列校に。受験生の多い神奈川に拠点を求めた大学側の狙いと、定員割れが続いていた横浜山手側の事情が一致した。効果はすぐ中学入試に表れ、受験者数は08年の65人(定員120人)から今年は296人(同)に急増した。

 一方、早大も来年4月、付属高「早稲田大学高等学院」(東京・練馬区)に中学部を開くほか、創設者・大隈重信の生誕地佐賀県に系列の「早稲田佐賀中・高校」(唐津市)を新設する。
「トップ層の子供が中学受験でほかの中高一貫校などに流れてしまう。優秀な人材を全国から集めるための拠点も必要だった」。早大教務部の附属・系属校プロジェクト室の梅原竜司課長(45)は説明する。

 大阪府高槻市に来年4月、小中高の一貫校を新設するのは、関西大だ。関西学院大も、ほかの学校法人と合併し、中高一貫校を置く。 中学進学塾大手の「日能研」によると「中央大付属の倍率は3、4倍で、実績のある付属校と肩を並べる勢い」。早稲田も2、3倍程度になるのではないかという。

 中学受験事情に詳しい森上教育研究所の森上展安所長は「少子化が進む中でも、首都圏は学生を確保しやすいが、中学受験が盛んなために優秀な生徒の獲得競争が若年化している。受ける側からすると、大学受験を目指すより進路が保証される付属校の魅力が高まっている」と分析している。


 インフル余波、冬休み短縮…休校など穴埋め
           リンクニュース    読売新聞ニュース 12月7日
新型インフルエンザ感染で、休校や学年・学級閉鎖した小中高校が授業時間の不足を補うため、冬休みを短縮する動きが広がっている。
 埼玉県では、休校するなどした公立の小中高校のうち約1割が冬休みを短縮する。東京や千葉、神奈川でも、学校行事を授業に振り替えるなどしても授業時間が足りず、冬休み中の授業を決めたところが相次いでいる。

 文部科学省によると、休校や学年・学級閉鎖した国公立の学校や幼稚園は、10月5日〜11月27日の8週で、累計約10万施設に上っている。このうち小中学校が8割を占める。
 
 埼玉県とさいたま市が冬休みへの影響などを調べたところ、9〜11月下旬に休校や閉鎖した公立の小中高校1323校のうち、小学校72、中学39、高校4の計115校が冬休みを短縮すると回答した。いずれも1〜2日短縮し、授業に充てる
 
 千葉県では、船橋市の小中3校、柏市の小学1校で冬休みの短縮を決めた。このうち船橋市内の小学校は、「1日の授業のコマ数を増やし、演劇鑑賞やマラソン大会の練習を授業に振り替えても不足分が埋まらず、冬休みを2日短縮することにした」としている。松戸市では約10の小中学校が短縮を検討している。
 また、東京都では中野区立桃園小が1月7日までの予定だった冬休みを5日までに決めた。全学年の14クラスすべてが閉鎖になり、多いクラスだと授業ができなかった期間は、7日になったという。河本真一校長は「授業確保の方法は、7時間目の実施などがあるが、子供の負担や学習効果などを考え、冬休み中の実施を決めた」と話している。

 杉並区立の和田小と杉並第十小も冬休みを1日短縮する。和田小の福田晴一校長は「新型だけでなく季節性のインフルエンザの影響も受けることもあるだろうから、少しでも授業時間を確保したい」としている。

 神奈川でも、川崎市内の中学5校が冬休みの短縮を決めている。1校が2日間、残り4校が1日短縮する。

 国立感染症研究所の発表によると、11月23〜29日の患者数が前週から16万人も増え、過去最高の189万人に達するなど新型インフルエンザ感染は拡大を続けている。学校の休校や閉鎖も急増している。授業時間を確保するための対応について、文科省初等中等教育局は「基本的に各校の校長らの判断」としている。

 学研:「学習」「科学」の休刊を発表 老舗学習誌
リンクニュース    毎日新聞ニュース 12月4日
http://mainichi.jp/enta/book/news/20091203mog00m020024000c.html
 学研ホールディングスは3日、学習誌「学習」と「科学」を休刊する、と発表した。「学習」は09年度冬号(10年1月1日発行)、「科学」は09年度3月号(10年3月1日発行)で休刊する。
 「学習」(1946年創刊)は「『できる』よろこびと深く学びとるチカラを」を、「科学」(57年創刊)は「“小さな発見・大きな感動・科学っておもしろい!”」をそれぞれコンセプトに発行を続けてきたが、「児童数の減少やニーズの多様化など市場環境の変化による部数の減少のため」休刊を決めたという。

 公立高入試:広がる推薦廃止 「学力」重視へ
           リンクニュース    毎日新聞ニュース 11月4日
http://mainichi.jp/life/edu/news/20091104k0000m040104000c.html
 公立高校の入学試験で、学力検査がない推薦型の選考方法を見直す動きが広がっている。和歌山県と静岡県がすでに一般入試に一本化したほか、埼玉など3県が来春入学の10年度入試から、千葉など3県が13年度までに、すべての受験生が学力検査を受ける方式に改める。学力検査なしに入学できる高校の増加が、中学生の「学力低下」の一因という指摘が背景にある。【井上俊樹】
 学力検査がない入試には中学校長が推薦する「推薦入試」のほか、「自己推薦」や「特色選抜」などと呼ばれる試験があり、調査書や面接、小論文などで選考する場合が多い。
 毎日新聞が全国の都道府県教育委員会に確認したところ、大阪府は以前から推薦入試がなかった。和歌山県は07年度、静岡県は08年度から学力検査を課すようになっており、残る44都道府県で学力検査なしの推薦入試が行われていた
 このうち青森、埼玉、高知の3県はこれまで一般入試の前に行っていた、学力検査のない入試を10年度から廃止。一般入試後に行う後期試験でも3教科の学力検査を課す。また、千葉県と徳島県は11年度から、前後2回ある試験の両方で5教科の学力検査を行うことにした。
 推薦入試は80年ごろから農業や工業などの専門科で始まり、90年代には普通科にも拡大。その後、自己推薦や特色選抜などに切り替える教委が相次いだため、学力検査を受けずに入学する生徒が一気に増えた。
 今春の入学者の4割が自己推薦組で、学校によっては8割に上る埼玉県教委は「『学力検査がないため学習習慣が定着しない』という声がある」と説明。79年度の推薦入試導入以来、約30年ぶりに全受験生が学力検査を受ける。高校側は「高校入学のレベルに達していない生徒が多すぎる。中学時代にもう少し勉強するようになるのでは」(県立高校校長)と期待する。
 10月22日の東京都教委では「推薦の募集人数が多すぎる」という批判の声が上がり、募集枠が決まらない異例の事態となった。翌週の再協議で当初案通りとなったが、11年度以降の推薦入試のあり方について今後検討することが決まった。また、栃木県教委が近く、推薦廃止も含めた入試改革の検討を行う有識者会議を発足させるなど、見直し論議は今後も広がりそうだ。

 高校の入試制度に詳しい聖学院大学の小川洋教授(教育学)は「私立高校の人気が高い地域ほど、早めに生徒を確保しようと推薦による合格者を増やしてきたが、今になって枠を拡大しすぎたことに気付いたのでは」と指摘している。

 財務省が教員給与の国庫負担率引き下げを検討、地方の反発は必至
            リンクニュース    産経新聞ニュース 10月27日
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091027/lcl0910270100001-n1.htm
 文科省は来年度予算の概算要求を約5兆7500億円と提示。今年度予算より約4700億円多くなった。増額分の大半は、国公立高校生全員の世帯を対象に授業料相当額(1人あたり年間約12万円)を国が支給する高校無償化の費用(約4600億円)だ。

 一方、義務教育費国庫負担金の総額(21年度予算)は約1兆6500億円だが、負担率を4分の1にすれば、約4100億円を縮減でき、高校無償化の増加分をほぼ相殺できる。

 国庫負担引き下げは、教職員給与の引き下げにつながる可能性もある。現在でも都道府県は教職員の給与減額で総額抑制をしており、法律で定めた教職員定数以上に教職員を配置しているにもかかわらず、国庫負担金の配分額が余る都道府県もあるほどだ。「地方の負担割合が増えれば、財政難の自治体がさらに教職員給与の総額を下げるだろう」(文科省幹部)との見方もある。
 教職員給与の3分の1を国が負担する「義務教育費国庫負担金」について、財務省が国の負担割合を4分の1へと引き下げる方向で検討していることが26日、分かった。

 文部科学省の来年度予算の概算要求は、民主党がマニフェスト(政権公約)に掲げた高校無償化の費用の追加計上などで今年度予算より約4700億円膨らんでおり、国庫負担率引き下げで、文科省の予算総額を今年度以下に抑えるのが狙いだ。ただ、その分、都道府県の負担分が増加するため、地方や文科省の反発は必至で、調整は難航が予想される。

 義務教育費国庫負担制度は、全国すべての地域で必要な教職員を確保し、義務教育の機会均等と教育水準の維持向上を図るのが目的。公立小・中学校などの教職員給与について、都道府県が負担した経費の3分の1を国が負担する。

 国の負担率はかつては2分の1だったが、平成17年11月、当時の小泉政権が、国と地方の税財政を見直す「三位一体改革」を実施する過程で引き下げ、その代わりに、同額の税源を移譲することで合意。18年度から変更された。

 龍谷大、大学院で2学科新設へ
            リンクニュース    産経新聞ニュース 10月23日
http://sankei.jp.msn.com/life/education/091023/edc0910231935001-n1.htm
 龍谷大学(京都市伏見区)は23日、大学に政策学部政策学科(定員250人)を、大学院に地域協働研究科(修士課程で定員20人)を、それぞれ平成23年4月に新設することを計画し、22年4月に文部科学省に設置手続きを行うと発表した。環境など国際的な社会問題や、地域問題に対応力を持つ社会人や研究者を育てるのが狙い。学部自体の新設となる政策学部政策学科では、海外の自治体職員らを講師に迎えることも検討するという。

 公立高校の授業料無償化にらみ大阪府が公立高の定員増へ
            リンクニュース    産経新聞ニュース 10月22日
http://sankei.jp.msn.com/life/education/091022/edc0910222247006-n1.htm
深刻な不況が家計を圧迫していることも相まって、公立の中高一貫校が有望な進学先として人気を集めています。ところがデータを追ってみると、一時期に比べて、新たな設置が伸び悩みしている様子も見受けられます。

文部科学省のまとめによると、国・公・私立を合わせた今年度の「中高一貫教育校」の数は、前年度に比べ33校増の、370校(国立5校、公立168校、私立197校)です。5年間で、2倍以上になりました。この分で行くと、「当面、高等学校の通学範囲(全国で500程度)に少なくとも1校整備されること」(文科省「21世紀教育新生プラン」2001<平成13>年1月)という国の目標も、そう遠くない時期に達成されそうです。

このうち公立の中高一貫教育校は、2003(平成15)年度あたりから急速に整備が進んでいきました。推移を見てみましょう。

03(平成15)年度80校(前年度比30校増)

04(同16)年度107校(同27校増)

05(同17)年度120校(同13校増)

06(同18)年度132校(同12校増)

07(同19)年度149校(同17校増)

08(同20)年度158校(同9校増)

09(同21)年度168校(同10校増)


着実に増えてはいますが、ここ数年は10校程度の増加にとどまっており、一時期ほどの勢いはないようです。また、今年度に増えた10校のうち、神奈川県が 4校を占めています。さらに、来年度の開設予定は9校あるのですが、このうち4校は東京都です。このように、数が増えたといっても、地域的な偏りがあるのも事実です。

これには、各都道府県の教育委員会で新規整備計画などが一段落した、という事情もあるようです。現在、新設が続いているのも、そうした計画に沿ったもの、というわけです。

もちろん、市区町村教委が一貫校を設立するケースも、政令指定都市を中心に続いています。しかし今までは、市区町村が主に小・中学校を、都道府県が高校を、それぞれ責任を持って整備する、という役割分担がありました。中高一貫教育校を新設しようと思えば、市区町村は高校を、都道府県は中学校を新設しなければならない場合が、少なくありません(市区町村立中学校と都道府県立高校をつないだ「連携型」中高一貫教育校という手もあるのですが、まだ多くはありません)。自治体の事情にもよりますが、地方財政も厳しい折、おいそれと公立中高一貫校を次々に作るわけにもいかないようです。

なお、ここで言う中高一貫「教育」校とは、しかるべき手続きを行って、カリキュラムや入試などの特例を受けられる、正式な制度の適用を受けたものです。公立はすべてこの制度の適用を受けていますが、私立の場合、適用を受けない「中高一貫校」のほうが、むしろ多いのです。つまり、先に挙げた私立197校とは、一般的な「中高一貫校」のうち、正式な制度の適用を受けた「中高一貫教育校」のことだ……というわけです。ちょっとややこしいのですが、370校という中高一貫教育校全体の数が、そうした私立の増加に支えられていることも、見逃してはならないでしょう。

 公立中高一貫校の新設が伸び悩み……?
            リンクニュース    産経新聞ニュース 10月22日
http://sankei.jp.msn.com/life/education/091022/edc0910221827004-n1.htm
深刻な不況が家計を圧迫していることも相まって、公立の中高一貫校が有望な進学先として人気を集めています。ところがデータを追ってみると、一時期に比べて、新たな設置が伸び悩みしている様子も見受けられます。


文部科学省のまとめによると、国・公・私立を合わせた今年度の「中高一貫教育校」の数は、前年度に比べ33校増の、370校(国立5校、公立168校、私立197校)です。5年間で、2倍以上になりました。この分で行くと、「当面、高等学校の通学範囲(全国で500程度)に少なくとも1校整備されること」(文科省「21世紀教育新生プラン」2001<平成13>年1月)という国の目標も、そう遠くない時期に達成されそうです。

このうち公立の中高一貫教育校は、2003(平成15)年度あたりから急速に整備が進んでいきました。推移を見てみましょう。


03(平成15)年度80校(前年度比30校増)

04(同16)年度107校(同27校増)

05(同17)年度120校(同13校増)

06(同18)年度132校(同12校増)

07(同19)年度149校(同17校増)

08(同20)年度158校(同9校増)

09(同21)年度168校(同10校増)


着実に増えてはいますが、ここ数年は10校程度の増加にとどまっており、一時期ほどの勢いはないようです。また、今年度に増えた10校のうち、神奈川県が 4校を占めています。さらに、来年度の開設予定は9校あるのですが、このうち4校は東京都です。このように、数が増えたといっても、地域的な偏りがあるのも事実です。


これには、各都道府県の教育委員会で新規整備計画などが一段落した、という事情もあるようです。現在、新設が続いているのも、そうした計画に沿ったもの、というわけです。

もちろん、市区町村教委が一貫校を設立するケースも、政令指定都市を中心に続いています。しかし今までは、市区町村が主に小・中学校を、都道府県が高校を、それぞれ責任を持って整備する、という役割分担がありました。中高一貫教育校を新設しようと思えば、市区町村は高校を、都道府県は中学校を新設しなければならない場合が、少なくありません(市区町村立中学校と都道府県立高校をつないだ「連携型」中高一貫教育校という手もあるのですが、まだ多くはありません)。自治体の事情にもよりますが、地方財政も厳しい折、おいそれと公立中高一貫校を次々に作るわけにもいかないようです。


なお、ここで言う中高一貫「教育」校とは、しかるべき手続きを行って、カリキュラムや入試などの特例を受けられる、正式な制度の適用を受けたものです。公立はすべてこの制度の適用を受けていますが、私立の場合、適用を受けない「中高一貫校」のほうが、むしろ多いのです。つまり、先に挙げた私立197校とは、一般的な「中高一貫校」のうち、正式な制度の適用を受けた「中高一貫教育校」のことだ……というわけです。ちょっとややこしいのですが、370校という中高一貫教育校全体の数が、そうした私立の増加に支えられていることも、見逃してはならないでしょう。

 公立高校の授業料無償化にらみ大阪府が公立高の定員増へ
            リンクニュース    産経新聞ニュース 10月22日
http://sankei.jp.msn.com/life/education/091022/edc0910222247006-n1.htm
 大阪府教委が平成22年度の公立高校(全日制)の入学定員を約1000人増員する方針を固めたことが22日、分かった。
 来年度から実施される公立高校の授業料無償化や不況を受けた公立高への志願者増を見込んだ措置。
 増員は府内の全日制公立高校167校のうち、競争倍率が高まる可能性のある高校で実施する予定で、11月中に詳細を決めるという。
 大阪府内では、公立と私立の共存を図るため、両者の定員割合を7対3としてきたが、今回はこの原則を崩す対応。私学助成の廃止などによって、私立高が相次いで学費値上げに踏み切ったこともあり、受験生の公立志向が強まっており、今回の対応は私学関係者からの反発も予想される。

 学力テスト「4割」抽出に 困惑する自治体、課題残った活用
            リンクニュース    産経新聞ニュース 10月14日
http://sankei.jp.msn.com/life/education/091019/edc0910191020002-n1.htm
 来年度から「4割」の抽出調査に縮小される全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)をめぐり、平成19年の同テスト導入に当たって独自の全員調査をやめた自治体からは困惑の声が上がっている。また、識者は市町村別や学校別成績がきちんと公表されず、活用が十分になされなかった課題を指摘している。

 19年に全国学力テストが復活する前は、ゆとり教育で学力低下が懸念される中、都道府県や市町村などが独自に学力調査を行うケースが増えていた。
 岩手県教委では教育長が「児童生徒一人一人を見るため、悉皆(しっかい)(全員)調査を続けるべき」との考えを9月末に表明しており、県教委担当者は「どんな方法で4割を抽出するのか」と当惑。「独自調査を復活するかも含め、来年度は調査全体の枠組みを検討しなければならない」と話した。

 文部科学省は抽出方法について「検討中だが都会は少なく、地方は多くサンプルを取ることで、各都道府県の傾向が分かるようにしたい」との考えだ。
 京都大学経済研究所の西村和雄教授は従来の全国学力テストについて「成績を都道府県別だけでなく、学校や市町村ごとに公表すべきだった。現状では結果の活用が中途半端で全員調査の意味がなく、費用もかかりすぎる」と指摘し、抽出方式への転換の背景に公表のあり方をめぐる問題があったことを指摘する。
 文科省の全国学力テスト専門家会議のメンバーとして結果分析に携わってきたお茶の水女子大の耳塚(みみづか)寛明副学長は「悉皆調査に意味がなかったのではなく、その活用の仕方を国や地方の行政が分からなかった。そのため費用対効果が問われることになったのだろう」と話す。

 耳塚副学長は「悉皆調査では支援が必要な学校が全国にどれだけあるかも把握できる。民主党が教員定数の改善に着手するなら、そうした学校に教員を重点配置するといった使い方もあったはずだ」と指摘する。
 「4割抽出」について耳塚副学長は「現政権が結果を教員配置や加配に生かす方向で検討しているのは評価できる」とコメント。西村教授は「ゆとり教育以後だけでなく、1960年代、70年代との学力比較ができるようにしてほしい」と話している

 免許更新制は22年度で廃止 新制度移行へ
            リンクニュース    産経新聞ニュース 10月14日
http://sankei.jp.msn.com/life/education/091014/edc0910142200005-n1.htm
教員の質の向上を目的に今年4月に導入された教員免許更新制について、文部科学省の鈴木寛副大臣は14日、早ければ平成22年度を最後に廃止し、23年度から現役教員が教職大学院で学び「専門免許状」を取得する新しい研修制度へ移行する考えを示した。免許更新制は導入からわずか2年で廃止される公算が大きい。
 更新制の廃止は、同制度が「教育現場の負担になる」と批判してきた日教組の主張にも沿う政策。大学での教員養成課程も大学院2年を義務化し、6年制に延長する方針で、専門免許状取得のためのカリキュラムなどとともに、来年度中に制度の詳細を決める。
 更新制は教員に10年ごとの免許更新を義務づけ、対象者は大学などで計30時間以上の講習を受講。不合格が続けば免許が失効する。
 鈴木副大臣は同日開かれた政策会議後の会見で「講習の目的が不適格教員の排除か、教育力の向上なのか趣旨が不明確だ」と更新制を批判。来年度は教員研修の趣旨を明確にした上で更新制を継続し、再来年度から新制度に移行した場合でも「受講実績を専門免許状の取得の際に単位換算するなど、配慮を行う」と表明した。

 学力テスト、「希望参加」も併用 抽出調査に加え 文科省が方針
           リンクニュース    読売新聞ニュース 10月14日
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20091014-OYT8T00399.htm
 全国の小学6年と中学3年の230万人余りを対象に実施している全国学力テストについて、文部科学省は13日、これまでの全員調査から抽出調査に切り替えた上で、希望する市区町村の参加を認める「希望参加方式」を併用する方針を固めた。
 実施費用を大幅圧縮する一方、全員調査を望む学校現場などに配慮した。文科省は今月15日が提出期限の概算要求にこの案を盛り込み、来年4月20日実施予定の第4回テストから適用する。
 全国学力テストについては、民主党が今年4月、行政の事業を精査する「事業仕分け」で抽出調査への切り替えを提案。川端文科相も就任当初から「方向としては抽出でいいのではないか」と述べていた。
 この方針を踏まえ、文科省の政務三役らは、抽出調査に切り替えた場合の問題点などを検討。テストに参加できなかった自治体では、各学校や個々の児童生徒の改善点が把握できなくなるとして、全員調査継続を求める声が根強い点など踏まえ、抽出調査の対象から漏れても自治体として希望すれば参加できることとした。
 抽出調査とすることにより、これまで58億円かかっていた実施費用のうち採点者の事前研修や採点作業など約20億円が削減できる。一方、希望参加の場合は、模範解答を元に学校ごとに自己採点を行うという。
 全国学力テストは1956年、抽出調査として始まり、全員参加となった後の66年、日本教職員組合(日教組)の反対などで打ち切られた。その後、82年から抽出方式の「教育課程実施状況調査」が何度か実施され、2007年以降は現在の全員調査の形で行われていた。

 心の病などで休職の教職員、4割増の121人に
           リンクニュース    読売新聞ニュース 10月14日
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20091014-OYT8T00227.htm
 心身の病気などで職務が遂行できないとして、福井県内で2008年度に休職処分となった教職員数が、前年度比約4割増の延べ121人にのぼったことが県教委のまとめでわかった。
 記録が残っている04年度以降で100人を超えたのは初めて。学校現場が多忙になっていることなどが一因とみられる
 この処分は、公務の効率性を保つための「分限処分」と呼ばれるものの一つ。04年度が72人、05年度は78人、06年度は74人と、70人台で推移。07年度は87人になり、08年度に大幅に増加した。

 県教委によると、分限処分による休職期間は1か月から数か月までが一般的という。08年度に処分を受けた人の実数は、前年度より17人多い58人。このうち精神疾患が38人と7割近くを占めた。県教委教育政策課は増加の理由について「ガンなどの病気が増えたほか、精神疾患が完治せず、何度も処分を受けた人がいたため」と説明しているが、「他の都道府県教委と比べて、人数が特に多いわけではない」としている。

 精神疾患による休職処分が多いため、県教職員組合は県教委に対し、学校現場の多忙化を防ぐことや、休職した教職員が円滑に復職できるシステムを構築するよう要望している。同組合は「環境教育や情報技術教育など、教職員に求められる役割が増え、多忙になっているのは事実」と指摘。今後も県教委に対策を講じるよう求めるとしている。

 子供の体力回復基調、でも19歳はさっぱり
           リンクニュース    読売新聞ニュース 10月12日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091011-OYT1T00608.htm
「体育の日」を前に、文部科学省は11日、2008年度の体力・運動能力調査の結果を公表した。
 子供の体力は前回調査に続いて回復基調を示しており、下降線をたどっていた子供の体力が上向いている実態が鮮明になった。一方、小中学生のころ体力がなかった世代は、大人になってもほかの世代より体力が乏しいことも分かった。

 調査は1964年度から毎年行われ、今回は昨年5月〜10月、6歳から79歳の男女約7万人を対象に実施された。
 子供の体力は、最も高水準だった1985年ごろには及ばないものの、08年度までの10年間の傾向を見ると、8種目で調査した11歳(小6)では男子が上体起こしなど3種目、女子が反復横跳びなど5種目で向上。9種目で調査した13歳(中2)でも男子5種目、女子6種目で向上するなど、小学校高学年以上は体力が回復する傾向を示していた。同様の傾向は前回調査(07年度)までの10年間でもうかがえ、子供の体力が回復基調にあることがより明確になった。
 今回の調査では、子供の体力低下が著しかった2000年前後に小中学生だった19歳について、35歳、50歳の人が19歳だった時のデータと比較したところ、男子の持久走(1500メートル)でタイムが26〜34秒遅いなど、今の若者の方が体力がない傾向がうかがえた。
 35歳と50歳の人は、それぞれ子供の体力が向上していた70年代、ピークを迎えた80年代に小中学生だった世代。子供時代の体力水準が大人になっても影響していることが裏付けられた。
 体を動かすことに親が積極的であるほど、子供の体力向上につながることが日本学術会議の提言で指摘されており、順天堂大学の内藤久士教授(運動生理学)は「自分の体力向上に不熱心だった若者が親になれば、体力のない子供を再生産しかねない」と話している。

 <全国学力テスト>結果、鳥取県に地裁が開示命令 全国初
           リンクニュース    毎日新聞ニュース 10月2日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091002-00000039-mai-soci
 国が実施する全国学力テスト(07年度)の市町村別と学校別の平均正答率を非開示とした鳥取県の決定は当時の県情報公開条例に違反するとして、市民オンブズ鳥取(代表・高橋敬幸<ひろゆき>弁護士)が決定取り消しを求めた訴訟の判決が2日、鳥取地裁であった。朝日貴浩裁判長は請求を認め、県に開示を命じた。学力テスト結果の開示を命じた判決は全国で初めて。同条例は提訴直後の08年12月に改正され、09年度分からは市町村別、学校別データも開示されている。
 同県は、県教委が02〜06年度に独自の学力調査を行った際、「個人成績が特定されかねない10人以下の学級のデータを除いて開示」という趣旨の規定を同条例に盛り込んだ。条例は学力調査全般を開示対象としたが、「国などの事業の遂行に支障をおよぼすおそれ」がある場合は非開示と規定していた。
 県は、市町村教委が開示に強く反対しているとした上で、「開示によって教育現場に過度な競争が生じ、参加しない自治体が出ると、学力テスト遂行に支障が出る」と主張。
 これに対し、オンブズは「開かれた県政に資するという条例の目的などに照らし、非開示規定の解釈は厳格でなければならない」と指摘。「県の学力調査で市町村別結果が公表されたが、苦情や学校の序列化は生じておらず、学力テスト結果を非開示とする条例解釈は誤り」としていた。
 文部科学省は学力テスト実施要領で市町村や学校別の結果を公表しないよう求めているが、強制力はなく、鳥取以外に秋田県や大阪府も市町村別データなどを開示している。【田中将隆】

 「小5自殺は体罰」認定 北九州市に880万円賠償命令
           リンクニュース    朝日新聞ニュース 10月1日
http://www.asahi.com/edu/news/SEB200910010005.html
 北九州市若松区の市立小学校5年生だった永井匠君(当時11)が自殺したのは担任教諭(退職)の体罰が原因だとして、両親が市に損害賠償約8100万円の支払いを求めた訴訟の判決が1日、福岡地裁小倉支部であった。岡田健裁判長は担任の行為について「社会通念に照らして許容範囲を逸脱し、体罰に該当する。もっぱらこれが直接的な原因となって自殺したと認められる」として、約880万円の支払いを市に命じた。
 また、両親が学校管理下の事故に共済金を支給する独立行政法人日本スポーツ振興センターに約2800万円の支払いを求めた訴訟の判決もあり、岡田裁判長は約2800万円の支払いを同センターに命じた。
 判決によると、匠君の担任だった女性教諭は06年3月16日午後、匠君が振り回した新聞紙を丸めた棒が女子児童に当たったと聞き、「謝りなさい」と大声で注意。匠君は「謝ったっちゃ」と反論し、言い争いになった。担任は席に座っていた匠君の胸ぐらをつかんで体をゆすり、匠君は床に倒れ落ちた



 

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